魂のない体言葉より大事ななにかに気づいてざわめく空に涙は溶けあい痛みかき消すようにそうっとわらったまるでふたりははじめからこうなることを知っていたみたい無邪気なままの過去今日の苦しさなど知りもせず押し黙ったままの未来さえ明日の罪など思いもよらない
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