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黎の部屋


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花びらが
ひらリ 落ちる

当たリ前の一瞬
少し遠くの記憶を
蘇らせた


次の春も
きっと一緒だよね
寂しげに見せた
君の横顔


時はいつまでも此処にはいない
本当は分かっていた
"当然"のことを

あの頃の二人は…




あの桜色を見ながら
何を想っていたの?






まだ寒い春の中
今でも君を感じている

2007/03/11 (Sun)

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