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アルの部屋


[198] 自分の中のふたり
詩人:アル [投票][得票][編集]


目を開いていても
何も見えていない人
険しく細い山道を
ロープを頼りに登ってく
山頂を目指すけど
そこがどんな場所かを
彼は知らない

目は見えなくても
何かを感じ取ってる人
真綿の様な雲の上
自分を信じて歩いてく
天国も地獄もない
あるのはただの心だと
彼は判ってる

2010/12/10 (Fri)

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