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アルの部屋
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羞じらう紅葉
詩人:
アル
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われの名を
誰かが呼べば
弾かれし
枝の如くに
顔上げるきみ
『君じゃない』
冷やかす声に
もみじ葉の
くれなゐ色に
頬は染まりて
人知れず
密やかに咲く
花なれば
守るつもりが
癒されてゐる
2005/11/04 (Fri)
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