欠ければ補ひ充てて、満つれば溢るるままに。月の満ち欠け増えかつ減づるには非ず。天然自然かくの如く、吾もその一つなれば、照り返して輝かん、須臾の間を。見掛け様々なれど天理天命は棒の如く人中を貫くなり。 瑣事の紛塵を払ひ本質を掴むべし。逢はざらぬ故に面影偲ばるる雲阻むともさやかなる月
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