要らない物は
与えられ
失いたくない物は
奪われる
しかし
60数億分の1の
わたしを見放すほど
天は暇を
持て余してはいない
とすれば
どんな困難も
試練とは呼ばない
必要な物ならば
望みを絶やさず
要らないものには
一瞥も与えない
曇天は憂鬱
雨天に引き籠もる
晴天には軽く弾む心
序・破・急の
シナリオで
曇って降って晴れ舞台
起・承・転・結の
4つの巡る季節は
わたしという天然の中に
厳然としてある
天と人とは
上下別物ではなく
内外の曖昧な境界を
観自在に往来する
結跏オーライ
2010/04/13 (Tue)