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青空。の部屋


[48] 静春
詩人:青空。 [投票][編集]




 枯れるものなら
 この細い吐息を吹きかけて
 まだ綺麗なうちに飛ばしたい



 君はいま何処にいるの その瞳で僕を探せる?


 階段上がって一番奥の何もない広い部屋
 全部嘘だよって
 いつもの元気な君に逢いたい



 曖昧な君の返事に僕の耳は遠くなる
 たまに聞こえてくるのは僕ぢゃない知らない名前



 泣いたって何もならない
 月がひっくり返って太陽は戻って来ない



 僕は僕が生きる意味を探す
 君が僕の名前を一度でも呼んでくれたら‥



 枯れるものならいま
 まだ綺麗なうちに
 この細い吐息で飛ばしたい



 春風巡って君に届け

 届いて欲しい



 僕と君で一緒に創ってきた
 一年間の思い出を



2009/04/13 (Mon)

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