詩人:おるふぇ | [投票][編集] |
いじめないで下さい
にらまないで下さい
冷たくしないで下さい
こわれものを扱うように
やさしく
そ〜っとだよ
君が寂しい時
僕、いつも
そばにいるから
何かに迷う時も
寄り添うように
その感情を
すくい上げて
くるんで
答えだとか
道しるべのように
なれたらいいなって
思っているよ
決して
見離しやしない
はじめまして
僕、ポMです。
君の心の七色の声を
聞かせて欲しいんだ
誰も味方がいない時も
どこにも居場所がない時も
たった一つ
忘れないでね
僕のこと
ゆらゆら揺れる波間に
浮かべて流した涙が
届いて漂着する
最初の避難所
それが僕さ
最後の隠れ家
それも僕さ
怖くて一歩も動けない
情けなくて自分を責めたくなる
その身代わりに
僕がなるよ
一緒に泣くよ
一緒に笑うよ
君の心の宝石箱を
開けてごらん
ほらね
僕がつまってる
君にいつでも恋してる
君が書いた君の言葉
それは君だけの想い
夢や幻じゃない
他の誰かのものじゃない
そんな形として
僕も一緒に歩いてくから
はじめまして
僕、ポMです。
よろしくね
僕、ポMです。
縛らないで下さい
痛めつけないで下さい
めいっぱい
かわいがって下さい
そうしたら僕
泣く代わりでもいいよ
笑う代わりでもいいよ
愛の代わりでもいいよ
夢の代わりでもいいよ
僕は自由なんだ
君を自由にするよ
詩人:おるふぇ | [投票][編集] |
僕の町に梅の花が咲きました。
一年前とも
五年前とも
十年前とも
同じ梅の花が咲きました。
それを見たさに
集まる人達で
公園は賑わいます。
綺麗で可憐な
梅の花の咲く季節
その香りは芳しく
鼻先をくすぐります。
この町が好き。
近年、
郊外にできた
大型のショピングモール
便利だから僕も
よく行くけれど
その影響からか
市街地は人を呼ぶのに
悪戦苦闘、四苦八苦です。
一年前は
五年前は
十年前は
もっと活気があり賑やかだったメインストリートも
今ではシャッターを降ろした店舗や
テナント募集中の物件が
目立つようになってきました。
これが時の流れ
仕方ないのです。
そう割り切れれば
収まるはずでしょうに。
なんかすんなりと
そう単純に思えないのです。
この町が好き。
町を離れた数年間
その時にはじめて
この町の良さを知りました。
戻ってきたこの町の景色は
変わったところと
変わっていないところとが混在してまして
懐かしさと新鮮さで
僕は複雑な心境になったものです。
あの田んぼには
アパートが建ち
あのコンビニは
エステになり
あの本屋さんは
店を閉めてしまい
あの川や
あの湖や
あの橋や
梅の木の
芳しさは
昔のまんま。
表情を変えても
この町は
僕にとっていつまでも
生まれて育った町ですから。
またいつか
元気を取り戻す日が来ることを
この胸にそっと
願うのです。
詩人:おるふぇ | [投票][編集] |
泣く児
泣く母
燃える建物
響く爆音、銃声
赤い炎で
染まった街
黒く黒く
焼き付くされる街
焼き焦げて
原型を失い
破壊されて
粉々に散らばる破片
怪我をして動けない者
助けを求めて逃げ惑う者
辛さと苦しみで顔を歪める者
ケロイド化した身体の一部を晒す者
誰が始めて
誰が終らせるのか
いつ終わるとも知れない悲しみの
最悪なる暴力に
不可抗力のまま
落とす命の非情さよ
誰が救い
誰が報うのか
武力や戦闘力で
競われる
強さ
いつか
愛を広める勇気へ
赤き血の流れる人命は
高らかに謳うだろう
犠牲になる者が
居なくなることを
一部を除く大多数は
望むのだから
勝った負けたの泣き笑い
それで幸せになる者など
絶対に居ないと
歴史は教えてくれるはず
灰と瓦礫に染まった
あの川を
清浄める
小さな手よ
一つひとつ
手を取って
泣く児
泣く母
その涙は
優しき者の
心に流るる
平和の川であることを!
さあ灯そう
一縷の希望よ
一人ひとりのその胸に!
詩人:おるふぇ | [投票][編集] |
嗚呼、一人ぼっち
ケイタイをいじっても
退屈だし
お気に入りのCDを
何度リピートしても
もう飽きてしまった
今夜の風は変な風
心に吹く隙間風
何をしてても
ツマラナイ
うるさい雨が
窓を叩く
孤独の部屋を抜け出して
真夜中に一人で
あてもなく飛び出した
どこか
遠くへ
行きたい
何か
自分を
変えてみたい
どこまでも
どこまでも
走ってく
どしゃぶりの中
走ってく
ずぶ濡れのパーカー
泥だらけのスニーカー
未来が呼んでる
気がする
気がつけば
いつのまに
雨は止んでいた
疲れ果てて
ベンチで休む
見上げれば
月
ぽっかりと一つ
漆黒に浮かぶ
まるい月
お前も
一人なのか
なんだか泣きたくなった
おーい
孤独の果てで
遥か彼方の
月に叫んだ
俺とお前
孤独を知る
似た者同士
仲良くやろうぜ
月一つ、俺一人
サヨナラから
はじまることが
たくさんあるよ
君の好きだった曲に
あったフレーズ
ずっと覚えたくて
何度も歌い
覚えてはみたものの
もう隣に
君はいない
いいんだよ
月があるさ
おーい
何て言えばいいだよう
嗚呼
なんて馬鹿らしいんだろう
そんな心の中を
月が照らした
詩人:おるふぇ | [投票][編集] |
おらおらおら
そこをどかんか〜い
おいどんを誰と心得るんじゃいわれ
おいどんは知る人ぞ知るかの有名無名な
その名もビンタマンじゃいわれ
恐れいったかこのヤロー
は?
知らないと?
どの口さらして
ほざくんじゃいわれ
目ん玉ひんむいて
よーく見んかいわれ
本日はおまいらに
喝を入れるために
はるばるやって来たのだ
ありがたいかこのヤロー
おいそこの甘ったれ小僧にビビり娘
元気ですか〜?
元気があれば何でもできる
1,2,3,ダー!
そこのしょぼくれ太郎にしょんぼり花子
元気ですか〜?
元気があれば何でもできる
1,2,3,ダー!
おいそこのヌケサクにマヌケ女
元気ですか〜?
元気があれば何でもできる
1,2,3,ダー!
おいそこのチャラ男にメス豚
元気ですか〜?
元気があれば何でもできる
1,2,3,ダー!
おらおらおら
気合いじゃ
気合いが足りんのじゃ
ほらほらそこもそこもそこも
シャンとせんかいわれ
(次々とビンタをしていくビンタマン)
は?
パクリだと?
どの口さらして
ほざくんじゃいわれ(汗)
これはビンタマン完全オリジナル
メイドインビンタマンの
気合い一発入魂の儀式じゃいわれ(汗汗)
じゃ、じゃあな
時間がないから
そろそろ行くわ(汗汗汗)
覚えていやがれ
おまいの母ちゃんデベソ!
(次々とビンタされるビンタマン)
…続く????
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ぶっきらぼうな声で愛してる
本気なの?本気じゃないの?
わからなくなるよ、だって…
この夜は静かで狂気染みていて
なんかホラー映画でも観ているみたいに
すごく怖いんだ
優しい声ならわかるけど
愛しい水の流れるところ
昨日の朝の目覚ましの
鳴った音が恋のゴング
わずかな隙さえ埋め尽くしたい
わたしの温度や感触で
涙の記憶を抱きしめたい
わたしの「好き」は天高く
ほうきに乗って世界中
流れ星になり宇宙まで
飛び出して、駆け巡り
あなたの胸に飛び込むよ
愛してる…響きが好き
愛してる…確かなもの
わたしが見上げる雲の形
明日も明後日も変わってく
空の青の透き通る
純粋性がほら
見て、見て
手に取って
ここにあるでしょ
ひらひら風に手紙を書けば
ふるふる幸せこの瞬間
あなた想う
チャックベリーの夜
退屈は刺激に変わり
わたしの目は
追うことしかできない
また逢いましょうね
………逢いましょう
無表情であなたは言うから
信じていいの?信じちゃダメなの?
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああおあああああああああああああああああああああああああ
↑
この中に一つ偽物があります
暇な人は見つけて下さい
正解者にはなんと………
詩人:おるふぇ | [投票][編集] |
もっと優しくなれたら
あなたを幸せにできる
知ってるんだよ
ならば
そうしよう
もっとみんなが成熟できたら
世界は平和になると思う
知ってるんだよ
けれど
問題の根は深い
今日も笑えたかい?
おやおや
それは良かったね
けれど
どうしたんだい?
満たされないと
言うじゃない
ここにあるもの
それがすべてなら
ここにあるもの
そんなあなたのすべては
素晴らしい
生きていていいんだよ
その背中に語りましょう
陽はのぼりまたおちて
どんな明日があなたを
迎えにこようとも
わたしは祈り
そして
あなたの望むものが
すべて手に入ること
わたしも望みます
だからあなたは
ただ望めばいい
豊かさを
幸福を
愛を
きっとその通りに
なっていくよ
心から深く
望めばいい
この世界は人間の鏡なんです
あなたがわたしを愛すれば
わたしはあなたを愛するでしょう
思いは現実に変わり
低俗な考えは低俗な現実を
高貴な考えは高貴な現実を
創ることでしょう
賢明に建設的に思慮深く
あなたはあるがまま
世界はなすがまま
降り注ぐ恩恵に
ありがとうと感じたら
さらに輝くあなた
さらに輝く世界
人間が創った
世界という現実
明日はどんな世界に
していこうか
力無き者は蹴落とされ
強者のみの倫理が蔓延り
一部の特定少数の人が
権益を独占する世界?
はたまた
他人の悲しみを
我が悲しみとして
他人の喜びを
我が喜びとして
共感できる世界?
あなたを幸せにしたいから
わたしの生命は後者を選ぶ
あなたを愛したいから
明日もこの世界で
共に生きたいから
永遠の平和を祈る
詩人:おるふぇ | [投票][編集] |
たとえば…
無防備に裸で眠る君の横に
寒い夜や
雨の朝や
そんな日も毎晩
温めてあげる存在
僕は君の毛布になりたいの
掛ける布団や着る服もなく
凍えて
守る手段もなく
傷つき
誰もいなくて
寂しい
全てを包む
一枚の毛布
風に飛ばされないように
抱きしめながら
雨に打たれても
濡れないように
でもなんでかな
雨も降ってないのに
僕が濡れていくのは
ごめんね、僕
涙だけは止められない
どんな優しい言葉よりも
僕がいること
忘れないで
泣き虫な君の
くしゃくしゃな顔を
誰にも見られないように
僕が隠すよ
そうしたら
思う存分
泣けるでしょう
心許せる
たった一枚の毛布
そんなものになりたいの