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目的はどちらだい
うーんって…
考えても考えても
答えが出ない時
うん
そんな時もあるよ
人は人を愛したくて
時にさ迷う
幸福の形がどんなものか
ためらうことすらあるね
押し付けられた難題
生まれた時から
僕らは強くなりたいのに
僕らは誰かを守りたいのに
けれど一人が怖いから
暗闇から目を背けるんだ
見えなくなってた
枝や葉が鬱蒼と覆い繁って
根は 幹は 花は
色んな欲望に目移りして
本質から遠ざかった
僕はここにいる、と
強く強く言いたい
空に向けて放ちたい
何にも持たない僕
だけど裸一貫で
さあ行こうか
行こうよ
闇雲に逃げるように
辛さや苦しみを
追い払おうとするけれど
そいつらはどこまでも
追い掛けくるんだ
どこに逃げようと
地の果てまでも
そんなに僕が好きなのか
負の感情よ
すべて自分が生み出した影
ならばそれを打ち消せるのも
自分だけしかいない
そんな力を僕らは持ってる
さあ今
枝や葉は削ぎ落として
自分を迷わせていた
邪魔なものは手放そう
その先に待つものは
今まで薄々気づいていても
なかなか目を向けられなかった
自分がいる
闇を超えて
壁を超えて
涙を超えて
己を超えて
その先にいるのは
今までよりも
一回りもニ回りも
大きな自分がいるはずさ
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確かな道を歩こうよ
一歩一歩と
更なる道へ
自分を信じてみよう
そうだよ
自分なら
必ずできるはずだよ
内なる声に耳を澄まし
行きたい道を選ぶんだ
そうさ
僕らは自由なんだ
どこにだって
好きな場所に
行けるんだ
愛する人に
逢いに行こう
あの太陽を
目指してみよう
むくむくと
頭をもたげる
不安や心配
そんなもの
一時的な気の迷いさ
振り回されないで
確かな道を歩こう
確かな道を創ろう
それから
喜びの種をまこう
歩いてきた道のりに
やがて華が咲くといい
君の華がパッと咲き
僕の華もポッと咲き
パッ ポッ パッ ポッ
色んな華が咲くといい
パッ ポッ パッ ポッ
豊かな個性が咲き乱れ
君の道と僕の道
ひょんなところで
交じって重なって
命の息吹を分け合うよ
ほらね
不安とか心配なんか
してるだけ損だよ損
確かな道を歩こうよ
素敵な道を創ろうよ
華咲く道を進もうよ
ハローありグッバイあり
出逢いあり別れあり
涙あり笑いあり
どんな道になるだろう
ワクワクしながら歩こうよ
ウキウキしながら歩こうよ
時に楽しくスキップ
時に君とのステップ
諦めさえしなければ
どこまでも道は続くんだ
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泣きたい気持ちは
誰にでもあるんだ
誰にでも…
そう
老いも若きも
男も女も
心のどこかにある気持ち
大切な気持ち
泣きたい気持ちに
気づくのは
尊いことです
なぜなら
普段の日常の中で
泣くっていう行為は
なかなかできないから
隠して
抑えて
ごまかして
本当は泣きたいのに
みんな笑ってるんだ
社会の歯車として
平気を装って
涙が心を洗ってくれる
優しさと悲しさ
どこか似ている
無理矢理に押し込めて
空元気で振る舞っていても
人は何かに傷つくもの
気づかぬうちに
不意なる瞬間に
溢れくる想いや
込み上げる感情があるなら
無理はしないでいいよ
誰も見てないところでもいいよ
泣きたい時は泣けばいい
その感受性を大切にすればいい
いつか過去に負った
痛みや悲しみ
それらを我慢してると
心はさらに堪えられなくなって
気づいて欲しくて
身体は合図を送るんだ
苦しい…
助けて…
大きな袋に詰め込んで
空に飛ばそう
涙よ届け
天まで届け
明日のわたしは
今日よりも元気です
星のように美しい
透き通る一雫が
頬を流れ落ちれば
素直な自分が現れる
その自分が
本当に好きなのは
笑顔の自分なんだ
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もしもわたしが神様みたいに
すべてを許せたら
あなたの心を軽くして
もっと素直になって
笑えるのかな
もしもわたしがわたしを許したら
もう少し生きることとか
運とか流れとか
そういうものが
上手くいくようになるのかな
魂の最も神聖な部分で
呼吸ができたら
最も輝く透明な部分で
鼓動ができたら
今まで
つまづいていたものや
気にしていたことすら
何も問題とせず
歩いて行けそう
神様
あなたはわたしの中にいて
時々ふっと
守ってくれたりする
ヒントをくれたりする
色んな恵みをくれたりする
こんなにわがままで
エゴイストで自分勝手で
愚痴や文句ばかりの
わたしですら
あまねくひろく
見捨てないでいてくれる
当たり前のように生かされていること
本当に感謝します
満ち溢れる日々の中に
ありふれしささやかな人生にいつも
ありがとうの灯を燈そう
深く
広く
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ひとつとして同じもののない
ひとつとして代わりのいない
それぞれがたったひとつだけの色
それぞれがたったひとつだけの花
どれもにみんな才能があって
どれもにみんな魅力があって
それぞれが光り輝きますように
それぞれが咲き誇りますように
あなたという種も癒されて
わたしという種も満たされて
いろいろな色で輝いて
さまざまな花で咲いて
いつまでも幸せに
どこまでも健やかに
きらきら育ち
いきいき伸びて
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食事をしている時や
仕事をしている時
テレビを見ている時や
ボーッとしている時
そうどんな時でも
今日話をした内容や
感動したポイント
嬉しかったことや
凹んだこと
思ったことや
考えたこと
そういつだって
みんな
あなたへと続いていく
思っている
考えている
細胞のどこかでは
あなたのことが
絶えず
焼き付いている
すべて
あなたへと繋がっている
あなたも鼓動や呼吸の
そこかしこに
わたしが
いてくれたなら
今日の食事で
美味しかったものとか
今日の仕事で
うまくいったことや
失敗したこと
今日のテレビで
面白かった番組や
コンビニで流れてて
好きになった音楽
今日のあなたの
思いや考え
夕焼けが綺麗だったとか
人混みに紛れたとか
わたしの出来事と
あなたの出来事
ささやかでも
ありふれていても
なんだっていい
二人でいつも
話し合ったりして
分け合えたらいいなぁ
幸せになりたいのも
仕事で成功したいのも
豊かに暮らしたいのも
みんな
あなたがいるからだ
あなたさえいなければ
わたしは一人で
もっと
のほほんとして
何でもほどほどに
生きて死ねばいい
意見の相違や
感性の対立や
好みの争いも
中にはあるだろう
それでもわたしは
あなたの魂を
なによりも愛してる
そんなふうにいつか
あなたに伝えたいんだ
今はどんなに離れていても
聴こえる限りの
あなたの心を
抱きしめて
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さよならと手を振った駅
あの人の笑顔はずっと
優しかった
トレイン
僕、ここでいいから降ろして下さい
自分で運転して自分に言ってる
まっすぐにくねくねと走る
車内には色んな荷物
人それぞれみんな違う思い出
取り分け輝いている
一番眩しい部分には
いつもあの人
もっと奥に潜めた呼吸に気づいて下さい
もっと深い小さな鼓動に触れて下さい
僕の『生きる』を誰かと分かち合いたい
いつもいつも生かされていた
こんな僕だとしても
この流れる血の赤い赤い部分には
忘れても忘れない涙と笑顔
寄り添えばたまに心が痛むね
けれども他人じゃないでしょう
繋がったらようやくわかるんだね
痛みというシグナル
今度は上手くちゃんと使おう
あなたの肩や手の平に
降り積もる未来
トレイン
悲しみという駅を過ぎて
苦しみという駅を抜けて
どこかで交わったり
どこかで並走したり
トレイン
いつのまにかレールは出来ていた
トレイン
そうか僕が自分で作り出していたんだ
さよならとぎこちなく
手を振った僕の手は
震えていたけど
別れの笑顔は
どこか変だったけれど
甘く酸っぱい思い出は
確かにいつまでもあの人
トレイン
幸せという名の駅に近づく
トレイン
あの人といた時間が優しくそばにいる
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空に『希望』と書いて
あの人に届けよう
顔に『笑顔』を浮かべて
あの人に送ろう
届くかな?
伝わるかな?
まだ暗闇にいる人や
まだ震えて泣く人や
まだ悲しみに暮れる人
あなたに『希望』を描くのです
あなたに『笑顔』を見せるのです
悲しくて
しんどくて
寒くて
お腹が空いて
喉が渇いて
それでも
抱いて抱いて抱きしめて
人はそんな力で
生きていけると
信じている
何ができるかわからないけど
詩も書いてるよ
募金もするよ
祈ったよ
命のひとつひとつに
響き渡りますように
大切なこの国
立ち上がり
立ち直れるように
大好きなこの国
今、もう一歩を
踏み出せるように
戦っているこの国
細胞の最後の一つが
例えば冷たく凍ったり
過酷さで動けなくなっても
それでも一筋の糸
それを途切らせぬように
無形の救援物資
『希望』と『笑顔』を
遠い地から送り届けますから
暖かいスープや毛布の代わりとして
どうか受け取って下さい
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大地は揺れ
波が襲い掛かり
暮れていった惑星
道線は寸断され
原子力は暴れ
運命は裂かれた
電気は灯らず
水道も湿らず
お店はシャッター
僕らは悲しみに明け暮れた
僕らは混沌に落ちていった
非力さにすぼんでく
天災という神なるの力の前
僕らは空を見上げて
明日の行方を探すんだ
大切なメロディーを一つ
ポケットの隅に入れておいたの
思い出したよ
あの時
僕は僕を励まそうとして
必死に目を赤くして
奏でたメロディー
悲しみも喜びも
ぎゅっと詰め込んだ
幸せと
簡単に口にして言えた
あの日あの時でさえ
抱えていた不安や空虚感
未曾有の惨劇の前では
霞んでしまうよ
たった一つメロディーを
風に乗せて飛ばそうよ
君の住む町へと
ガソリンが買えなくて
ドライブもできないけど
不便だとか不憫だとか
そんな自分のことなんて
もうちっぽけなんだ
溢れた涙が喜びに変わる
風に乗せたメロディー
地球で一番愛しい人へ
…大丈夫かい?
…大丈夫だよ!
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夜空が遠い地平線の彼方から
やって来る
わたし
追いつかれないように
走って逃げた
この足は棒のように疲れて
ふらふらになって
大きな樹にもたれて
いつしか眠りについた
一番星が光ってる
眠ってるわたしの上で
どこにいても
わたしを見つけてくれる
目が醒めて目が合った
一番星
ゆっくりと
ふらふらと
歩き出すわたしのこと
見守っていて
時々道を間違えたら
「こっちだよ」
そっと教えて
どこまで逃げても
追いついてくる夜空の中で
泣くこともあるけれど
わたしもあなたを見つけて
またちゃんと歩き出すから
またちゃんと笑うから
手を伸ばしても届かない
高い遠いところから
いつまでも
そばにいて
一番星
わたしも
あなたみたいになりたいから