詩人:おるふぇ | [投票][編集] |
泣きたい気持ちは
誰にでもあるんだ
誰にでも…
そう
老いも若きも
男も女も
心のどこかにある気持ち
大切な気持ち
泣きたい気持ちに
気づくのは
尊いことです
なぜなら
普段の日常の中で
泣くっていう行為は
なかなかできないから
隠して
抑えて
ごまかして
本当は泣きたいのに
みんな笑ってるんだ
社会の歯車として
平気を装って
涙が心を洗ってくれる
優しさと悲しさ
どこか似ている
無理矢理に押し込めて
空元気で振る舞っていても
人は何かに傷つくもの
気づかぬうちに
不意なる瞬間に
溢れくる想いや
込み上げる感情があるなら
無理はしないでいいよ
誰も見てないところでもいいよ
泣きたい時は泣けばいい
その感受性を大切にすればいい
いつか過去に負った
痛みや悲しみ
それらを我慢してると
心はさらに堪えられなくなって
気づいて欲しくて
身体は合図を送るんだ
苦しい…
助けて…
大きな袋に詰め込んで
空に飛ばそう
涙よ届け
天まで届け
明日のわたしは
今日よりも元気です
星のように美しい
透き通る一雫が
頬を流れ落ちれば
素直な自分が現れる
その自分が
本当に好きなのは
笑顔の自分なんだ