ホーム > 詩人の部屋 > 月島レナの部屋 > 命

月島レナの部屋


[130] 
詩人:月島レナ [投票][得票][編集]

守れなかった貴方の命を
今度こそ守り通せますように
            季節は私を置いて
流れ流れて
全てに守る事を受け入れた            自分の過ちを
振り返るたびに
最後に見た貴方が
目に浮かぶ
                        「ひとりで
悩み抱えないで」
            手をのばしたけれど
届かなかった
                        「私は貴方の味方だよ?」            「大丈夫、大丈夫だよ
だから…ね?
泣かないで…
私を、信じて…」
            私のことが
見えてないの?
            どうして私の声が、
…届かないの
                        痛みを変わってあげる事ができなくてごめんなさい。            私は弱くて、
痛みから救ってあげるのが遅くなっちゃったね。
            ごめんね。ごめんなさい。                        もうゆっくり眠っていいよ  
私達は絶対に
また会えるから
  
その時は…
  
一緒に笑い合おう

2011/01/22 (Sat)

前頁] [月島レナの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -