詩人:あんじ | [投票][編集] |
幼いころの宝物。
小さな手には
大きすぎるくらい
たくさんの白黒は
並んでいたね。
息を大きく吸って
白色を押す。。
ミーファーソー
音が鳴った。
キレイだった。
単純にうれしかった。
小さな手で押していた
白色は
今になると小さすぎて
違う音まで出してしまう。
でも今だに宝物だよ。
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小さな花はいつもそこに咲いている。
気にも止められていないことをわかっていながら、
凛として咲いていた。
男の子はタンポポが好きだった。
女の子はタンポポに興味もなかった。
それでも男の子が好きな花だから、大切に大切にした
どこにでもある花
ダンデライオン。
愛しく思う、ふたりの想い
男の子と女の子の間には
いつもダンデライオンが 咲いていた。
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欲張りなんだから
どっちかを選ぼうだなんて
あなたにそんな権利はない
天秤にかけて、どちらがスキだなんて答えになる?
どっちもそのうち
あなたから去るのよ
そのひとりは私。
欲張っても二つ一緒は
無理なのよ。
私も人間、、
あなたも人間。
彼女も人間。
心が宿ってるからね。
欲張ってもひとつもつかめない。
それこそ悲しい物語。。
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窓から見る景色は
ずっとかわらぬものだと
そう思っていました。
世の中が慌ただしく変化する。
雑誌には流行りもの。
いち早く手に入れたくなる
その衝動っていったい何。
自慢したかったの?
みんなとは違う新しさを
手にしたかった?
ほしいものを手に入れても
また次に新しいものを
みつけては追い掛けて
手に入らなくて。
手にいれた瞬間は満たされるけど。
それは持続しない。
流行りは終わらないから
私はひとつでいい。
愛して愛していこう。
大切に大切にしていこう。
新品に囲まれて幸せだと思う反対に淋しさもみせた。
ひとつを愛して大切に。
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幸せでありたいと
願うのは皆平等に
悲しい粒を
きみと分かち合うために
一緒にいるわけじゃない。
会いたいときに
会えないからって
泣いたりしない。
あなたも淋しいんだと
そう想うから。
まだまだまだ
これからだね。
まだまだまだ
先を続けよう。
悲しむよりは
笑っていたいし
喧嘩するよりは
何だって話し合いたい。
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戻りたい過去、進むための現実。。
スキな過去にスイッチ入れて、戻ることができたなら
私はきっと、、、
大切だと気付いたのは
恋が終わりを告げたあとで
なぜもっとあなたに
やさしくできなかったのか
そればがり悔やむ日々。。
ねぇ、強く握り締めた手を振り払うように去っていかないで。。
そのスピードに乗れないまま、戸惑うばかり。
もう一度強く握ってほしいよ。
本当の愛を知ったのは
終わりを告げたあとだった。
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今日で7日目に突入
いつも連絡くれるはずの彼からの音信不通。
押して引いてばっかりの
二人にはよくある話
携帯を手放せない理由は
どこかで期待してるからだよね。
なんで何も言わないの。
スタンバイOKだよ。
またまた携帯とにらめっこ。イライラピーク。
冷静に。ただ、愛しく思う。
彼の元へ知らせてほしい
大丈夫なの?
心配だよ。。
彼から着信、、
待ってたよぉ!
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うそをつく。
誉める。
けなす。
素直になる。
伝える。
喧嘩する。
仲直りする。
あいさつする。
電話で話す。
メールに手紙。
もし言葉がなかったら?
いったい
どうしていたのだろう。
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思い出と一緒に
いつも身につけてる。
おそろいのを持ってるから
それだけで特別なもの。
きっと2個だけじゃなくて
同じものは数百、数千と
存在してるだろう。
だけど、
二つ、おそろい。
二つあれば特別だよね。
あなたと私が持ってるから
意味がある。
おそろいだから
幸せを感じられるよ。
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きみが泣いた。
あんなに強かったきみ
目の前で泣いている。
私には何がそこまで
追い込ませたのかは
わからなかった。
ただ泣いている君だけは
放っておけなかったよ。
私に何ができるのか
全然浮かばなかった。
考えてもわからない。
私は君の手をぎゅっと
握り締めて離さなかった。
そのままで、、
私は強く握り締めていた。