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あんじの部屋


[74] おいかけて
詩人:あんじ [投票][編集]

名前も顔もない
ホコリにまみれた姿で
道行くひとに
声をかける。

いつだって
枯れたままの葉は
回復しようとしても
なかなか難しく
愛することを
葬っていた。


追い掛けて
何もつかめずに
ココへ戻ってしまう僕は
ほんとにどうしようもない奴で。。
それでも
君は何も言わずに
一緒にいてくれた。

追い掛けて
つかめなかったものだけを君だけに捧げたかった
幸せだと少しでも
感じさせたかった。

2005/07/29 (Fri)

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