詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
デパートの出入口にゴミがポツンとひとつあった
誰も気にも留めず通り過ぎてゆく
拾ってみたものの辺りにごみ箱が見当たらない
ソレを私はカバンの中に入れた
『一日一善』なんて座右の銘もってないけど
ちょっとだけ胸張って歩いてみた
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
どうして傷つけるの?
そんなに綺麗な白い肌
私なら毎日毎日眺めるよ
そして惜し気もなくノースリーブなんか着て腕だして用もないのに街中歩くわ
傷つけるならその腕頂戴
代わりに私の腕をあげる
この赤く爛れて傷だらけの腕を…
そしたら思う存分傷つけていいからさ
カッターなんていらないよ
爪さえあればあっと言う間に赤い血が肌に滲む
今度切りたくなったら私を呼んで
腕ごと切って交換しようね
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
毎日家に帰ったらみんなにメール送ります。
そしたらみんなからメールが返ってきます。
毎日50件の受信メール見て安心して寝ます。
でも別にメール好きなわけじゃないんです。
ただ自分の存在価値を確認してるだけです。
もしも私が送らなくても誰かメールくれますか?
もしも誰からもメール来なかったら…
そんなこと考えながら今日もせっせとメール送信…
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
ただ褒められたくて一生懸命頑張る私。
存在を認めてもらいたくてがむしゃらに頑張る私。
でも頑張れば頑張る程カラ回り。
まるでカゴの中で前に進みもしないのにひたすら走り続けるハムスターの様…
みんなになんて褒められなくてもたった1人に認めてもらえばいいなんて人は口揃えたように言うけど、それはその1人がいる人のセリフ。1人と0人じゃ天と地の差だよ。
だけど不器用な私はただただ走り続けることしかできないんだ。
早くそのたった1人に
「もう頑張らなくてもいいんだよ」って言ってもらえるために今日も頑張る…。
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
この何億という星達の中に皆がいてその中に私もあなたも存在している。
きっと私という星はNASAが開発した望遠鏡ですら見えない宇宙の端の端にあり、その輝きはとても弱く周りの星達の煌めきが強すぎて誰にも発見されないんだ。それでも懸命に光を放つのだがきっとそこまで届かないだろう…。
それでもたった一人…あなただけはどんなに遠くても、どんなに小さな私でも見付けてくれるはず…
そう想いたいから明日も宇宙の片隅で一生懸命光り続けるよ。
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
あなたの隣で目覚めた
幸せに満ち溢れた朝
だけど心にひっかかるは
夢に出てきた憧れの君
あなたを見送った後
@人想うことは
彼の残像が残ってる間は
あなたの事忘れさせて
そしてまた逢える事を願いながら私は深い眠りにつく
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
自分でもわかる
あなたと付き合ってから私変わった
あなたが優しすぎるからついわがまま言っちゃうの
でも最近の私ただの自己中今日もあなたを困らせた
わかっているのにどうしていいかわからない
だから神様お願い
彼を困らせるこの口をきけなくして
彼の元から離れられないようこの脚を切り取って
彼以外見えないように視力を奪い取って…
そうすれば
彼の優しい声を聞けるこの耳と
彼のぬくもりを感じられるこの体
彼の頭を撫でてあげれるこの手と
彼を抱き締めてあげられるこの腕さえあれば
きっとうまくいく
きっと…
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
この病気のせいで好きな人ができても諦めてきた
この病気のせいでなりたい職につけなかった
この病気のせいで着たい服が着れなかった
この病気のせいで食べたいものが食べれなかった
この病気のせいで沢山我慢してきた
この病気を持った私を産んだ親を憎んだ
でもこの病気のおかげで
あなたに逢えて真実の愛を貰った
今までの苦しみは全部あなたと出会う為の試練だと思ったら少しだけこの病気が楽になった…
それでも
普通の人間として生まれてきたかったコトを望む私は我儘ですか?
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
もっと可愛くて
もっと優しくて
もっと我儘言わなくて
もっと痩せてて
もっと賢くて
もっと泣き虫じゃなくて
もっと もっと…
それが私の理想
だから今の私は嫌い
でもあなたが好きになってくれたのは今の私
ちょっとは自信もっても
いいかな?
詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
気付いた時には既に他人に迷惑かけぬ様他人優先で他人の事ばかり考え自分は二の次でやってきた
ある日「あなたには自分というものがないの?」
私の存在を全否定された気がした
食べる物は余り物でいい
欲しいものは自分で買うぐらいの稼ぎはある
相手に負担かけるくらいなら自分でやるし
他人を巻き込んでまでやりたい事などない
私には自分の意志はないのか?
今更自分優先に生きろと
他人蹴落としてまで生きろというのか? 周りを見たら皆我先に生きている
たまに優先してくれる人がいても譲ってしまう
私は後回しでいいんです
私なんか先に立つ様な人間ではないので…
それでもココロの片隅で
「皆自分勝手に生きやがって…」と矛盾した考え…
誰にもココロを許す事無く本心を見せず作り笑顔で
ココロに『壁』を作る
壊したいのに壊れない
壊せない…
「私は皆とは違う」善人という仮面の下で他人を見下しているちっぽけな自分…
もしこの世に神というものが存在するならばどうか私の思考を止めて下さい
これ以上他人を蔑むココロが大きくならぬ様に…