詩人:杏仁どーふ | [投票][編集] |
気付いた時には既に他人に迷惑かけぬ様他人優先で他人の事ばかり考え自分は二の次でやってきた
ある日「あなたには自分というものがないの?」
私の存在を全否定された気がした
食べる物は余り物でいい
欲しいものは自分で買うぐらいの稼ぎはある
相手に負担かけるくらいなら自分でやるし
他人を巻き込んでまでやりたい事などない
私には自分の意志はないのか?
今更自分優先に生きろと
他人蹴落としてまで生きろというのか? 周りを見たら皆我先に生きている
たまに優先してくれる人がいても譲ってしまう
私は後回しでいいんです
私なんか先に立つ様な人間ではないので…
それでもココロの片隅で
「皆自分勝手に生きやがって…」と矛盾した考え…
誰にもココロを許す事無く本心を見せず作り笑顔で
ココロに『壁』を作る
壊したいのに壊れない
壊せない…
「私は皆とは違う」善人という仮面の下で他人を見下しているちっぽけな自分…
もしこの世に神というものが存在するならばどうか私の思考を止めて下さい
これ以上他人を蔑むココロが大きくならぬ様に…