詩人:knemo | [投票][編集] |
胸が「キュン・キシュン」
くしゃみしたら
嬉しい嬉しい
キュンフルエンザの感染です
恋が実る病です
壱/天文学数字分の確率
で感染する恋愛の病
運良く僕は感染しました
嬉しくて嬉しくて
家族や友達に自慢して
ほんのひとときの
幸せに浸ったぼくは
つい心地好く寝てしまいました
〜 それから翌朝〜
僕のくしゃみも病もすっかり治まり
いつもの朝にかわりました
好機を物に出来なかった僕に
追撃の知らせが届きました
病の間に欲を張って密かに
想いよせるあの娘を宣言しなかった事で
実ほのかに僕に想いを
よせていたあの娘が僕を
諦めて他の誰かと幸せになったことを
僕は大好きなあの娘と
一緒になれなかったけど
キュンフルエンザの免疫ができました
【熱い心は早く素直に】
またどこかで誰かの
「キュン・キシュン」が
聴こえるような春の朝です
詩人:knemo | [投票][編集] |
最近服装とか
乱れてきたよな 俺
緊張間の無い今の環境
なめてるよな 俺
いったい誰に
注意されたいんだい
いったい誰に
反抗しているだい
最近だれも
近づかないよな お前も
声もしないよな あいつも
その濁った空気
みんな平気なのかい
乱れてるよな あいつも
なめてるよな お前も
そのすさんだ環境
みんな平気なのかい
みんな気づかんのかい
気づいたのが俺だけなら
俺が変えてやるよ
まず俺が変るよ
だから気づいてくれみんな
自分しか見えていない事を
詩人:knemo | [投票][編集] |
仲良くなり過ぎたのが
間違いだった
お互いの隅から角まで
知り合って 曝け出して
何をするにもいつも一緒だった
いつしか言葉さえ使わなくても
伝わったし理解しあえた
時にはテレパシーだなんて
言ったりしてね
お互いの行動言い当てたりして
超能力だなんてはしゃいで
本当はとても小さな人間で
お互い考えや行動が狭かっただけなのに
弱さを共有していただけなのに
本当はとてもズルイ人間で
お互い良い所しか見なかっただけ
汚い所見せなかっただけ
テレパシーだなんてね
お互い疑りあってただけなのに
詩人:knemo | [投票][編集] |
私は一番この場所が好き
題名眺めているだけで
夢がいっぱいひろがる
手が届かない
一番上の棚だって
彼方がそっと後ろから
手を伸ばしてくれそうで
いつか彼方が教えてくれた言葉
「素敵な題名をみつけた時から貴方も詩人の始まり」
懐かしくて淋しくて
またここに来てしまう
私の隠れ家の図書館に
彼方を感じるこの場所に
彼方がそっと後ろに表れそうで
詩人:knemo | [投票][編集] |
"あと少しもう少しやせたら
あの彼に会おう"
"あと少し自給上がったら
あの娘を誘おう"
"あと少し もう少し・・・"
あちこちから聞こえるね
心の声が心の叫びが
分かるよなよなその気持ち
分かってやれよなその努力
みんなのあと少しに負けない様
僕ももう少し努力しよう
えっ少しじゃ
「無理無理」だよな でも
分かるかなー俺の気持ち
分かかんねーだろうな俺の努力
詩人:knemo | [投票][編集] |
僕の詩を読んで
笑っていたお兄さん
僕の詩を笑いに変えて
お笑い芸人になりました
”なんでやねん”
僕の詩を読んで
良いねと褒めてたお姉さん
僕の詩をメロディに変えて
ミュージシャンになりました
”ズルイぜベイビー”
しゃべれない僕
ただ ただ悲しくて
涙がポトポト・ズルズル
僕の詩を黒く灰色に染めました
ただ ただ不思議と涙が止まり
涙で灰色に染まった詩を
指でなぞってみたら
素朴な水墨画に変りました
”僕だけの雪舟ができました”
そうだ僕は絵描になろう
詩人:knemo | [投票][編集] |
ちょっと成績が
落ちただけなのに
ちょっと病んでる
だけなのに
もう終りだみたいな
目でみるやつらばかり
いつからそんな風に
変わっちゃうの
自分がそう思ってしまう
だけにしておきたいよ
詩人:knemo | [投票][編集] |
なあ どうしてそんなに
優しくしてくれるんよ
何にも得もねえのによ
そりゃ俺テキには嬉しいけどよ
他の奴らにも優しいじゃぁな
なんかもったいなくねえか
なあ そう笑ってるようだけど
俺ナリに嫉妬とかありだぜ
なんか恥ずかしいけどよ
でも ”間 ”そう ぉよ
詩人:knemo | [投票][編集] |
おや過去を忘れてきたのかい
それとも置き去りしたのかい
いやきっぱり捨てて来た様だね
命と引替えに この樹海の海に
そんな君は陸に帰してあげよう
ほら過去を忘れてきた奴
の過去だ受取れ
ほら過去を置き去りにしてきた奴
の顔と体だ受取れ
奴らの未来は君の物だ
気に入った物を選んで行くがいい
「嫌か」
嫌なら君の来るべき場所ではない
君はまだ自分を愛しているようだ
詩人:knemo | [投票][編集] |
彼方が拾ったのは
風邪をひいた兎
満月まで待てなくて
雨の中飛び出して
必死で月を探して
道に迷った兎
それは弱った私
彼方は月への道を知っいるの?
教えてほしいの
母のいる月への道を
私の汚れた雲
吹き飛ばせるなら
満月まで待てないから
母がもう満月になれないから