詩人:青空 | [投票][編集] |
春、風がふく 僕たちの
背を後押ししている
あれは突然のこと
いつの日から僕の眼に映りだした
名前はまだわからない
訊く勇気さえ探してた
移り行く 季節とともに
声を聴いて 優しさに触れた
直線引いた ひこうき雲
どこまで 伸ばそうか
早く過ぎてく 月日
今はもう 二度目の春
桜雨、降らり 僕たちは
ピンク色の道を歩き出す
初めてくぐった校門
すべてが新鮮だった
いつの間にか 僕の眼に映っていた
名前を知った 今なら
呼び止めることもできる
変わりゆく 季節のどこかで
いつか 呼んでくれるかな
直線引いた ひこうき雲
どこまで 伸ばそうか
早く過ぎてく 月日
今はもう 桜散る春
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態と視線を逸らした
理由は多分 時間のなかに
あなたは僕を
見ていてくれた?
今日はいつもよりも
あなたをみつめたよ
悲しかった?
切なかった
泣いてた?
ないてた
態と視線を逸らした
理由は多分 時間のなかに
あなたは いつも
見ていてくれた
今日は いつもよりも
あなたを見つめたよ
独りと知った?
淋しかった
届かなかった
隣に
傍に
そこに在る
遠かったの 体
じゃなくて 心が・・・
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ここは すてきな場所
ずっと お気に入り
胸のなか たくさんの
募った 言の葉を
吐き出す 窓口
色々な音が 飛び交う
色々な人が 訪れる
ここは すてきな場所
ここは すてきな場所
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鳴いているのかい
空を見上げてごらん
瞼とじたら、ほら
聴こえてこない?
大好きなあの子
笑顔がそこに
思わずニヤリ
涙は風が拭ってくれる
一人じゃない
今日をガンバろ
鳴いているのかい
空を見上げてごらん
瞼とじたら、ほら
見えてこない?
喜んでたあの子
想いでの情景が
思わずニヤリ
涙は太陽が消してくれる
一人じゃない
明日をガンバれ
ニコッとえくぼ
を作って微笑む
いつも 心にある
あなたのことは
あたしが愛した人だから
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夢を見たんだ
幸せの毎日でした
今はもう心のアルバム
時間だけを過去に戻すこと叶わないものだと思ってた
たったのワンシーンだけど微笑んだ あの娘の横顔
久しぶりな気がしない
何でだろうね
夢を見たんだ
幸せだった一昨年の今頃
校舎に咲いた桜
君のとなりで見上げた
来年も再来年も一緒に見よ
甘酸っぱい約束
懐かしいね
夢を見たんだ
時間だけを過去に戻すこと叶わないものだと思ってた
セピア色のアルバム
少しだけ色を含んだ
霞んでた優しい笑顔
鮮明に映し出す
少しだけ苦い想いも甘く変わりだした
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朝の天気予報を
眺めテンションダウン
鬱陶しいくらい傘マーク
画面がブルー
気分もブルー
玄関ドア ひらいて
最悪な1日を
始めましょう
僕の弱点
湿気60ぱぁせんと
髪の毛が敏感
に反応してくれる
鬱陶しいくらい逆立って
鬱陶しいくらい逆立って
雨は嫌いじゃないのです
くせっ毛が気に入らないのです
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きれいに輝く
触れてみたい
みんなも願う
こがれ欲しがる
きっと誰かのものになったら光はぼやけてしまう
わかってるから
離れた距離から
今もただ
眺めているだけ
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優しい言葉かけれずに
弱い弱い僕でした
泣いてる貴女と
ただ俯いてた僕だから
幸せの魔法は
キスじゃなかったよ
心配ばかりかけていた
いまはもう大丈夫だから
新しい朝を迎えるために
時々は立ち止まるけど
振り向きはしないで
ただ 想い出を忘れないで欲しいだけ
もしも 流星みつけたら願うよ
あの娘に幸せが訪れますように
明日をさがす貴女と
夜を見ていた僕だから
ふたりを結ぶ言葉は
永遠じゃなかったよ
貴女の側でたくさんの笑顔を受け取った
今までは一人で歩いてこれたから
振り向きはしないで
ただ 想い出を忘れないで欲しいだけ
もしも 流星みつけたら願うよ
あの娘に幸せが訪れますように
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+
12の季節 駆け足で過ぎてった
刹那 最後の冬には
色々なものを置いてきたよ
春風がはなを擽る
今、春色みつけた
東京タワーへ続く道
桃色に彩飾る
着なれてないスーツ
少しキツく感じていた
まだまだ歩きにくいな
新しい道
悲しみ乗り越えて
互いが目的地へ
歩み出す ふたつの影
『戻りますか?』の
選択肢はないから
まだ泣かない
笑ってまた逢える
その日まで 頑張るから
その日まで