ホーム > 詩人の部屋 > 青空の部屋 > 淋しいみぎの手

青空の部屋


[26] 淋しいみぎの手
詩人:青空 [投票][得票][編集]

 雨上がりの夜
 ふたつを照らす月

 貴男が泣いてる
 別れ話だった

 貴男は夢を追うから
 あたしを遺していくの

 連れていって ah
 傍に居たいんだ ずっと

 ...我が侭かしら?

 お願い 聴いて
 あたし 唄うわ

 愛は時々でいいから
 眠るまえにkissをして


 貴方の腕のなか
 がちょうど良いから
 忘れられずにいる


 雨上がりの夜
 部屋を照らす月

 貴男が 言った
 『別れよ。』

 真剣な眼差し
 告白以来ね。

 変えられないと
 理解ってるから
 涙 溢れる

 連れていって ah
 夢見せてよ あなたと



 お願い 聴いて
 あたし 唄うわ

 約束はいらないから
 涙拭って kissをして

 貴男の腕のなか
 で眠るのが幸せだから
 捨てられずにいる

 淋しいのに、苦しいの
 に

 理解ってる 貴男も同じ


 さあ、手離すわ
 いつも撫でてくれた手

 強くにぎって
 涙が濡らす

 優しく 放したら

 貴男は歩みだす

 振り返らない

 振り返らない

 振り返らない…



2007/05/14 (Mon)

前頁] [青空の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -