変わらないで、と 少年は叫んでいた それは風がとりこみ 哀れむ旋律に霞んで見えた 川が流れるように 雲が流れるように 刻は待ってはくれない 過ぎゆく時間とともに 君の想いも視線も きっと違ってる 変わらないで、と 少年は叫んでいた それは潮がのみ込み 深く深く底に沈んだ 季節は流れ あの時のように 君は僕を 愛しては 呉れない そう思うよ そんな現実は 見たくないから だから 逢いたいけど 今は逢えない。
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