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青空の部屋


[43] 弱虫。
詩人:青空 [投票][編集]



 変わらないで、と

 少年は叫んでいた



 それは風がとりこみ

 哀れむ旋律に霞んで見えた



 川が流れるように

 雲が流れるように



 刻は待ってはくれない



 過ぎゆく時間とともに




 君の想いも視線も


 きっと違ってる





 変わらないで、と

 少年は叫んでいた



 それは潮がのみ込み

 深く深く底に沈んだ



 季節は流れ


 あの時のように


 君は僕を

  愛しては



 呉れない


 そう思うよ




 そんな現実は



 見たくないから





 だから


 逢いたいけど




 今は逢えない。





2007/10/15 (Mon)

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