詩人:葵 | [投票][編集] |
跳んでみせるさ
こんなモノ
今の僕には簡単で
鼻歌謡いながら余裕でクリアー
飛んでみせるさ
こんなモノ
いつからできたんだろう?
僕の心の街に
こんなモノを建てた覚えはないよ
跳んでみせるさ
こんなモノ
という強がりに気づきました
嘘つきでごめんね
だから君が悲しむ必要はないんだよ?
飛んでみせるさ
こんなモノ
住所不明の高いハードル
乗り越えられたその日が来たら
一番最初にお礼を言おう
ぶち壊してでも
這い上がってやるから
詩人:葵 | [投票][編集] |
どんなことを考えながら
あなたは一体何を待っているのでしょうか
今にも泣き出しそうな笑顔で
あなたは一体何を待っているのでしょうか
必死に何かを探しはじめ
あなたは一体何を待っているのでしょうか
何度も何度も振り返って
あなたは一体何を待っているのでしょうか
その場にジッとして動けないまま
あなたは一体何を待っているのでしょうか
詩人:葵 | [投票][編集] |
ほら
聞こえる?
いつもは同じ音を奏でているけれど
あ
また聞こえた
一段と大きくなる音が
耳について離れないこれは
もう 何も聴かしてはくれない
胸の奥で響く
私の素直な想い
これからも変わらない音色を
奏でていくでしょう
詩人:葵 | [投票][編集] |
貴方は私を
想ってくれてるの?
並べられた適当な嘘
もう手には入らない温もり
早くこの不安を
苦しみを
取り除いて
できないと
無理だと云うのなら
半端な絆を断ち切って
本当にお互い
想い合っているの?
本当は
違うんじゃない?
詩人:葵 | [投票][編集] |
貴女のことが大切なんだ
この世界中の誰よりも
もし地球に隕石が
墜ちると云うのなら
貴女を連れて
宇宙に逃げよう
もし人類滅亡の時が
来ると云うのなら
この心だけは最期まで
片時も離れることはない
だから
そんな顔をしないで
そんなことを言わないで
私 ワガママな女ね
違うよ
僕は 僕は
貴女のことが大切なんだ
守りたいからこそ
僕は運命を受け入れる
詩人:葵 | [投票][編集] |
部屋中見渡せば
眸に映るは
燃えるような
紅
もっと傷つけて
もっと苦しめて
凶器を持って楽しむ貴方に
私は狂喜する
破壊=愛情表現
玩具(おもちゃ)を壊すことに夢中な子供
深紅の泪を流し
壊されると云う行為の中に
求められると云う悦びを知り
泪が涸れ果てた後
玩具は微笑した