寒さに負けない体温と繋いだ手が熱くて重ねた唇も熱を帯びて微かに聴こえた吐息ちょっぴり汗ばむ背中誰よりも近くにいた感じがしてた。合わせた肌の甘さぶつかった視線に見せてくれた笑顔誰よりも近くにいた感じがしてたのに。聞かせてほしかった聞いてあげたかった君の声側に寄り添ったって鼓動が聞こえたって君の声聞けなかった君の声*piece's…断片*
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