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浅羽の部屋


[24] シーツ
詩人:浅羽 [投票][得票][編集]

薄汚れたシーツ
一人くるまって
ただ明日が来るのを
ぼんやり待ってた

誰かが望んだ今日は
虚しく過ぎてく
君が欲しがってた明日も
無意味に生きよう

無くしてしまった
幼い恋心
辻褄合わせ
今じゃもう届かない

揺れる世界で君は笑ってた
壊れた音色が僕らを包んで
いつかの景色が溢れて零れた
昨日も今日も僕は独りきり

壊してしまった
儚い優しさが
二人を縛って
解けず残ったまま

揺れる世界で君は笑ってた
壊れた音色が僕らを包んで
いつかの景色が溢れて零れた
今日も明日も僕は独りきり

太陽の雫
凍える夜
灼かれた翼
剥がせなくて
落ちていくのは
僕の心かな
君は何処かで
笑ってるかな

揺れる世界で君は笑ってた
壊れた音色が僕らを包んで
いつかの景色が溢れて零れた
昨日も今日も僕は独りきり
今日も明日も僕は独りきり
これから先には

2015/02/15 (Sun)

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