詩人:炎楽 | [投票][編集] |
なぁ
知ってるか?
俺たちは皆
生きてるんじゃない
生かされてるんだよ
事故、天災で
死ななかった者
偶然
助かったんじゃない
必然的に
助かったんだ
生かされたんだ
やるべきこと
歯車合わせ
俺たちは
そのために
生かされている
世界がそんな風に動いてたら
オレはなんのために
生かされてるんだ?
詩人:炎楽 | [投票][編集] |
ぐちゃぐちゃにしてやりたい
何もかも
お前の人生も
お前の顔も
お前の声も
跡形もなく
ぐちゃぐちゃに
お前の世界が
真っ赤に染まるまで
クレイジーな感情が
お前をぐちゃぐちゃに切り裂いていく
詩人:炎楽 | [投票][編集] |
血
ドス黒くよどんだ赤なのかよくわからない色
でも 僕には
見る度に愛らしく愛しく感じるもの
僕の血は汚くて見る気もしないけど
アノコは違う
初めてみたときからオモッテタ
嗚呼、アノコの血をみたい
嗚呼、愛しい
胸がはりさけそうだよ
詩人:炎楽 | [投票][編集] |
黒い
静寂とともに
彼らは顔を上に向けて
こう言った
「空が堕ちてくる。」と。
あれから
長い月日が流れた・・・・
神話にでてきた
青い空
白い雲
とやらを
僕は一度もみたことがない
もちろん
父さんだって母さんだってじいちゃんだってばあちゃんだって
見たことないって言ってたさ
ホントにそんなものがあったのだろうか?
だって
この空は
何も見えない
底なしの黒い空なのだから・・・・