詩人:asuka | [投票][編集] |
ショートケーキが
好きだと言っていた
街に出掛けると
決まって君は
甘いケーキを食べたがる
そんな君を
いつも
笑いながら眺めてた
僕は決まって
ブラックのコーヒー
そう
甘い物は昔から苦手だから
でも
君と
会えなくなってしまった今
ほんの少しでも
繋がっていたくて
ひとくち
もう
ひとくちと
どこまでも
甘いケーキを
口へと運んでみるんだ
ブラックの
君が苦手な
コーヒーと共に
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どうか
私の頭を解剖して下さい
私の胸を解剖して下さい
ありとあらゆる
私の身体の中に
あなたという記憶が
あなたへの想いが
染み付いているはずです
こんな事が出来れば
あなたの本当の気持ちだって
知る事が出来るのに
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名前を呼んでみる
何度も
何度でも
名前を呼んでみる
“なに?”と
あなたは
優しく問いかけるけど
私はただ笑って
大好き と
いたずらに答えるだけ
でも
本当に伝えたい言葉は
この言葉じゃない
“愛してる”と
あなたに伝えられるまで
私は何度でも
その名前を
呼び続けるのだろう
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許して貰おうだなんて
今更
そんな虫のいい事
これっぽっちも
思っていません
ただ
こんな めんどくさい
人間が居たって事位は
ほんの少し
その胸に
焼き付けていて欲しいんです
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“卑怯者”だと言った
私が
居なくなったら
生きていけないと言うあなたに対して
それが 今
その言葉を
私が
使おうとしている
“卑怯者”だと
言われてもいい
あなたが居なくなったら
私がここにいる意味は
まるで
無くなってしまうのだから
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なんで?
“なんでも”
どうして?
“どうしても”
この 問い掛けに
私は
答えを求めていない
二人で顔を見合わせて
少し 笑う
その瞬間に流れる空気が
ただ 好きなだけ
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あなたはただ
優しい顔で
おしゃべりな
私を眺めてた
あなたを
からかってみると
その口を塞ぎたいと
顔を 近付けてくる
この瞬間が
1番好きで
私は また
おしゃべりを繰り返す