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あとりえの部屋  〜 新着順表示 〜


[338] 蘇らせて
詩人:あとりえ [投票][編集]

 


傷ついた僕は知らずして
海の岩石で
原始的な石を研ぎ



宇宙から降る雨に打たれ 潮の音



向こうの離れた
途切れがちな
たましいの声たち



たましい刈りを
行う
たましい奪われた
大きな体の子供たち



潮の音
波掻き消して



宇宙からの雨に打たれている

磨き研ぐものとは


たましいを救うものだと

信じていた


それは時の角度誤れば





潮の音
春の海を眺め聴いていたい




たましいを蘇えらせたい
君も
僕も
あのこたちも



2011/03/01 (Tue)

[337] たましい
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

春の星
静やかに
その地照らしながら


夜ノ風
軽く薫る


たましいを
生かす
殺める
乱す


核心から散した
細胞の行方


その事件の解決へと
時は巡り捜す




春嵐後
散った花


何かの出来事
解散してしまっても



たましい
殺めるものあれば
狂うものあり




春の風
やさしく
その空吹いて


春の星
揺らめく

僕たちの
たましいは

偽物では 無い



2011/03/01 (Tue)

[336] あなたの心 無理なく
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

休らぐ夜の無い生とは

まるで


24時間さんさんと

照らし続ける昼間の

喧騒と明るさが

まる一日続いているような

夜無しの生


いつも起きていなければならない


眠りつく事無く



夜を下さい



あなたの心が無理なく



朝を迎えるために



少しずつ巡り変わる季節を感じ取り


歩むために


2011/03/01 (Tue)

[335] 願い
詩人:あとりえ [投票][編集]



儚く想いたく無く


季節の恵み


風は揺らす
空から恵み

降って


あなたの心も
旅をして


僕が忙しがってる間


いつかまた別の世界へ

心向かうのかな



いつか混線した僕たちのよに


僕たちが築いた
他にはない


関係まで嵐風

散らさないでね


世の中や人は時に混線するけど


忘れないでね


新しい風に僕たちが乗り

そんなに心
出逢う機会

失っても



2011/02/26 (Sat)

[334] 子犬たち
詩人:あとりえ [投票][編集]


突然、迷い込んできた

子犬たち


あれからお母さんの元に

帰れたかな



それともお母さんから

自立する時期だったのかな

梅香るなか

迷い込んで来た

無邪気な子犬たち


2011/02/24 (Thu)

[333] ただいま
詩人:あとりえ [投票][編集]



ただいま

と云っていいですか


梅や桃 季節感じる

小さな庭在る寮に

帰宅したみたいに


2011/02/24 (Thu)

[332] 五感とのLink
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

地球の青の空と重なる
梅の花に


何となく
その景に


何かを見出だすように




さわさわと


君たちを思い出しました



その地球の景色覧て



2011/02/22 (Tue)

[331] 今日
詩人:あとりえ [投票][編集]



当たり前の風景を


僕は粗雑にしたまま


戦う事に今日は尚更


水やり忘れた


座り込んで
よく見たら埃だらけだった


検索かけても
いつまでも
出てはしない答え


いつもの会議室で
同じ問い掛け
同じ返答繰り返し



外へ出て違う方向眺めるように


空眺めれば

梅の花

青空と重なる


不幸の根を抜きたい

だけどその根の樹に

季節の花咲いていたなら

というような展開も

時に在り




ただ青空と梅の花重なる
地球の景色


2011/02/22 (Tue)

[330] 幸福の種 風に乗せ
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

地球は美しい


百年先には僕たちは
もう居ないと思うと


尚更



愛しい人と
地球の景色をただ眺めていたい



星の恵み
頂いて


好きなものの気に触れながら


語らなくていい
語っていて


君なりに




問題は山積みだからと

見失いたくない




だから


不幸の根を抜き




幸福の種蒔いて

この星に


時の風に乗せ



2011/02/20 (Sun)

[329] 現地点
詩人:あとりえ [投票][編集]




胸によりすがりたい


背中でもいい



2011/02/20 (Sun)
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