ホーム > 詩人の部屋 > あとりえの部屋 > 新着順表示

あとりえの部屋  〜 新着順表示 〜


[318] 息吹
詩人:あとりえ [投票][編集]



詩のなかに存在する

水と酸素と光合成

その時の仕草

きらきらしながら

飽和しながら


誰かが愛しいと

誰かがより好く生きたいと

伝えあう


伝えだす




2011/02/14 (Mon)

[317] 在、心境
詩人:あとりえ [投票][編集]



大きな葉


その上を



滑り落ちてく雨の粒



あれは



昨日の朝は


雪という名、姿で



僕たちの周り



ふわり降って来た



春を待つのは



寒さを回避するためでなく


何か変わること



期待している




葉を滑り落ちた



水の玉は


地に落ち吸い込まれ



輪廻して


地球をめぐる




在る心も

その仲間となれますか


心の葉を


滑り落ちた水の玉



雪のよに降って


溶けて


水の玉となり


滑り落ちて


地に吸い込まれ


時の輪廻を




2011/02/13 (Sun)

[316] 雪 _短歌集 2
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

冬の修羅
溶かし日々
まどろみて

青の修羅先
時の行方捜し



_________



雪の音の
譜に降りしきる
言の葉は


君の夢乗せ
乱舞う果てに




_________


カフェの窓
湯気曇らす
温もりの


藁屋根に積もる
雪灯フォト





「AIKU110213」


2011/02/12 (Sat)

[314] 雪_短歌集 1
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

溶けぬ夢
飽和し反射
眩しけり

いつしか春の
忘れ雪となり


________



七と五の
関係いかに
知らぬとも


雪原印す
溶けゆく句


________




雪の暗号
詠み耽りし
行方果て


梅の枝先
未来の空よ













「AIKU110213」


2011/02/12 (Sat)

[313] 地球ワンダフル
詩人:あとりえ [投票][編集]

 


先週から、かなり残酷な 場所にいた


その間、雪降り

やはりネットでも

雪よ

雪と



雨より冷たいものなのに


嬉しい気混じりで

伝えてある


とても美しい白い景色


楽しい子たちなら


地球ワンダフル
と雪を愉しむでしょう









今度
生まれ変わったら


この星には生まれはしないのかもしれない



だから生きている限り

見た感じた綺麗な地球の景色



地球ワンダフル





失敗の中には

成功の母あり



雪景色愉しんでるまだ無邪気な

若い人たちに

伝えて



2011/02/11 (Fri)

[312] 在る人生
詩人:あとりえ [投票][編集]


薄桃の急須は幸福な食卓を

夢見ていた


しかし薄桃急須は


いつまでも棚の中


あの青い急須は食卓に置かれ 使われていて..


そう薄桃の急須は感じた

一度だけ薄桃の急須は


誰かが流行り病の際


小さなお盆に乗せ使われた

やっぱり湯漏れするわね


そう聞いて棚の中へ返された


薄桃の急須は思い出した

ずっと昔
床に落ちてひびが入ったこと


ある季節 薄桃の急須は


庭に置かれ 山から抜かれて来た


植物を飾る鉢になった


嬉しかった幸福だった


ひびがパリンと割れてしまうその時まで


2011/02/10 (Thu)

[311] たわ言
詩人:あとりえ [投票][編集]


フランス人と見合いしようかな



大丈夫


身体弱いから


結婚なんて出来ない


たぶん


2011/02/10 (Thu)

[310] 
詩人:あとりえ [投票][編集]



冬の修羅
枝の雪とかして



溶けた雪の跡



傷み激しく
鎮痛剤の白さ現実
識らせながら



立春のまどろむ夢たち
未来だと



黒いドレスの花嫁
幸福そうに福笑い


記憶を破壊してしまえ


砂だらけの修羅


砂塵煙る先の夢は


修羅に疲れた幻たち



雪溶けた跡の春のよう


2011/02/09 (Wed)

[309] ビタースイーツサンバ♪
詩人:あとりえ [投票][編集]


まだ幼い背丈の頃から

表現をすることは

仕事でした


仕事は生きる糧そう
時折聞いて


しかし

仕事は戦のような面があり

家族の事は返り見てなかったと告白を聞きました


だから戦のような日の帰宅後は
アルコール ハラスメントな態度を受け


私は その後 表現により
その背景から逃避出来
メンタルを護ろうとした


まだ小さな背丈で夜更かししては表現を紙に記していた


夜は静かで怖くなる時もありラジオのオールナイトニッボンを聞き流しつけ
あの
ビタースイーツサンバ♪をその夜たちの数聴いて

仕事をしていた


睡眠時間、少なくして


何かを得て 何かを
大きく失っていたのだと


それでも生きがいとなっていて

それ無しの日々は

生きながら死んでるような

自分ばかりだった



ビタースイーツサンバが


時折

意識中 流れて来る



2011/02/09 (Wed)

[308] 治癒
詩人:あとりえ [投票][編集]










オルゴール回せ

鳴らせ

そうやって

あの季節



さざ波壊す 音階

繰り返し

繰り返し



壊れた音階は

治癒させてくれるのだろうと




都合よい偽物の愛情など

いらないんだ



都合のよい人間など



都合よい


都合よい


寂しい時だけ居て欲しい


そうでない時は


うざいから


都合よい 都合よき


壊れてやるさ


都合よき人間なら



さあ 壊れてしまえ



回復するために



2011/02/09 (Wed)
402件中 (141-150) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 41
- 詩人の部屋 -