| 詩人:あとりえ | [投票][編集] |
髪解くよな仕草
うたう季節流れて
春風髪揺らし
夏衣と入道雲
秋空せつなさ映す
冬吸い込むよう星かがやき
セシルカット間もない君
風邪引いた
蒼さ過ぎた 青春
いつしかまた
長く解く髪先
瞬く仕草
透き通る
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切手貼る指先
赤切れて
創造の泉なる湯気
光り溶かし
けふ映り
あなた詩の想
髪解かす
春の草原なる夢
画くよに
そこへ雪白き花の如く
降る夢と
重なる
物語
その湯気の先で
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湯気よ
あのこを乾燥から護って
下さい
乾燥があのこを傷めるなら
早く冬去って
春の日だまりよ
温泉のような詩
うたえれば
湯気ただよう
温の泉のような
心になれますか
なんだかそんな気を持つ人になりたい
ウーマンリブ的な気はいらない
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暗号化された
オルゴール音色
そこへ虹渡れと
願い
それは夢の虹で在りながら
現実に架かかる虹
暗号化されたオルゴール音色
虹渡り
それも消える
心のアルバム中
鮮やか架かり
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君を好きになったばかりの若き娘がいたとして
その彼女を好きな若者が
君の足かけるようなこと
在るかもしれないけど
その彼さえ納得させる
君しかない姿を伝えて
ハイジとクララが仲良くし
ぺーターはクララに嫉妬した
クララの車椅子を捨て
結果 クララは立ち歩けるようになったけど
そんなアクションを時折
見かけ
知ってた?
ハイジとぺーターは
未来 夫婦になったんだよ
だから僕は
ハイジでもないし
ぺーターでもない
クララだったのかも
誰かが
ゆきちゃんだよ
ロッテンマーヤだよ
ヨーゼフだよ
ラスカルだよ
二ャロメじゃん
などと言えば
カルピスバターをパンに
塗ってみようと思う
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小さな粒雪降りました。
師走も暮れですね。
山は雪の薄化粧
うっとりしていたら
後日から来月初日と
忙しいこと忘れそうで
ついでに拭き掃除で
携帯打つ指先、赤切れしています
雪化粧の山はなんて綺麗なんでしょうね
あなたの町からも雪化粧の山見えますか
| 詩人:あとりえ | [投票][編集] |
君は君たちの子供の事
考えたことある?
未来の
僕は君がどんな風な態度で
接するか時々
少しばかり考える時も
あった
僕は子持ちの人を愛しく
思うことはない
相手に子供が出来れば
好きという思いさえ
辞める
それは子供が苦しむ元になるから
それは親になる前の独身の
君にもう始まっているのかもしれない
あのこのママがヒステリーになったのは
あのこのパパが浮気でなく
本気の恋愛をしていたから
あのこのママは
他の人を好きになったから
ヒステリー起こし
子供によく八つ当たり
一途ではない者は
独りの者を愛せぬなら
親にならない方が子のため
離婚した親が不在時
子供が羊の姿した狼の近くへ
うつろな心なため狼に捕われ
子を孕み
狼はひたすら逃げまくる
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ヒステリーな女性は
威嚇的で可愛いという
男性がいるが
ヒステリーな親を持った子供は
その精神的犠牲となりやすい
(全ては指していない)
高圧、威圧的、大きな早口声の数で
脅かし威嚇し続ける
ヒステリーな女性を魅力的だと
当人に伝えてはならない
当人は自己表現として正しいものだと思い
改善はせずそのまま親になり
ヒステリーそのものを正しい態度だと続けていく