詩人:あとりえ | [投票][編集] |
詩人さんたちは
X'masにすする
ラー麺さえ
素敵に詩えて
謡えて
聖歌聴こえますが
昼のラー麺
あなたのこと考えながら
すすりました
せつなかったです
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
ムー大陸以前の文明が
在ったとします
その文明では
文化の中、芸術性は
より尊重され
神殿のよな天井、壁、床の
立体画面の映像でネット
ワーク
ネット向こうの相手は
目の前の椅子に座っています
触れると透かされ
ネット仲間とは
互い絨毯とソファーに座る立体映像で話す
その文明はかなり進化した先
宇宙旅ツアーも存在し
太陽系内にも
惑星人が住み
惑星外星人たちと立体映像のネットでの交流
身につける衣装は
古典的スタイルが定着し
X'masは無い文明期
雪降る頃
柊と紅い実
誰もジングルベルの歌も
聖歌も知らない
立体映像で遥か未来の物語を
脚本にしていた
その文明期の
作家がクリスマスのような
ものをその脚本に創ります
しかしその脚本には
戦争など全く無き
文明が遥か未来
訪れるというシナリオ
その遥か気が遠くなる昔
昔の文明は消失し
太陽系内の惑星にも
生物の存在さえ
判らぬ時凪がれ
地球のかなり深い海の底の
堅い地の底中に
本のよな脚本
眠っている
開くとその文明の音楽がオルゴールのよに鳴り
台詞流れて
登場人物たちが
本の中 開く頁ごと
動く映像
その物語は戦争により
苦しむ台詞
遥か未来の文明は
戦争無き文明訪れると
知らぬ言語の台詞
映像止まれば
柊と紅い実
その脚本は
柊の紅い実のような
リボンと
柊の葉と同じ緑色で
包まれて
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急須と風鈴
海の上のちゃぶ台で鳴り
急須は待っていました
飲んで下さるのを
青い波の上の
ちゃぶ台で
青空の雲
水平線と区別つかぬ
或る時の午後
ちゃぶ台
荒れた波に乗り消えて
急須も浮かびます
飲んで下さるのを
待つうちに
風鈴ちりんと
ちりん
ちりんと
潮風に揺れ鳴りました
その風鈴は
或る森の木の枝で
風と木漏れ日中
鳴っています
割れ欠けた急須
その木の根本
さざ波
森の奥まで来て
何回目の文明の世の脚本でしょう
森の奥から抜けると
砂浜
ちゃぶ台囲み
しらす干しのおむすび
急須から
茶を頂き飲んで
小さな家族たち語り笑い合いながら
幻想は時に
せつなく
潮風と波音
さらっていく
風鈴ちりんと
風鳴らす世界に住んでいる
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草原を馬走る
青の風切りながら
あなたの世界は
在そんな風
あなたの背を
星吸い込む季節の
戸惑いと
呼吸と記憶の停止と連鎖
太陽
容赦無く照らした物語にさえ
いつしか雪降り積もり
氷雪の草原のオーロラ下
走る馬
その背に君乗ったとしても
それはある種
幸福なのだと
案じるのを止めて
走った馬
氷雪原を走る
そこに風吹いて
けして互い
雪の冷たさ中
眠らぬように
春の調べ聴こえて来るまで
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海と空と地を
蹴るように
泳ぎ見つめ歩く
青春の若さ
仕草変わるよに
文学の庭で
君の指
腕の動き 変わり
夏風の青さの
めまい遠退いて
途方に暮れて
詩を舞う
雪を見よう
冷たさ識り
温もり感じ知る
君の文学性
君の仕草の上
淡く溶ける雪
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雨ノ粒
夢ノ葉
傘にした小人
妖精
変調リズム
ぱらぱら
夢ノ葉の傘打つ音
ゾンビ噺をしようぜ
妖精の羽
背から落ちても
人間の姿で歩めばよい
夢ノ葉の傘から
音消えて
その傘下
妖精は居ない
冬の陽気
シャボン玉みたく
夢の葉たち照らす
星降る夜も
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言の葉の泡たち
言の葉の シャボン玉
言の葉の露
闇を抜けたがって
季節は
朝だとする
朝は新しい日
新しい季節
その朝露のような
言の葉
氷雪となる
溶かしてく陽気
君は
知ってるんだね
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リアルが大変でありながら
詩をかく
それは詩によって
何か顕れ
または
癒し求め
君たちは大切な人へ
メッセージを送る
大変な時こそ
リアルで何が起きているか
ここで伝えれば
君は驚くかもしれない