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あとりえの部屋


[133] ネット凪がれた景
詩人:あとりえ [投票][得票][編集]


 
大正生まれの人たちでさえ

ネットを把握してしまえば

例えば80代のあるおばあちゃん

経営しているお店の紹介をネットでしているうち

ネットをある程度把握していました

その、おばあちゃんが
17才へ還り

文字を打つことも可能なネット

その言葉たちはほとんど

17才の娘


僕は小泉キョン2より

年下というだけで若くない


男性ハンネで投稿すれば

とても若い娘から

ラブレター的なメールを貰ったことがある

その後からネット交流は

初めてネットを始めた頃のようには

やってない

ネット始めは とんでもない
レス数 あらゆる沢山のHPへ

詩を載せた

それは自分でも他者が知っても

愕然としてしまう数で


仮面の数は

押し入れを開けると

がらがらと

なだれ落ちて来る

あらゆる仮面の数


そのうちネットワークでも
楽しさ嬉しさ

幸せな景在ったためか


悲しみ訪れた


僕のメル友が自ら亡くなった

僕は若年の認知症になるのではないかと


必死に堪え

普通を装ったが

その後一年ぐらいは

激しい感情的な面が

多く顕れた

在 だいぶ減り

穏やかな面が増えて来た

2010/12/03 (Fri)

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