雪あの草原白くして飽和してゆく物語眺めたワルツ式の音階に詩は踊れなかったと嘆くあの人の悩ましきノイズに雪閉ざす溶けるよに解けた跡その飽和していく物語のエナジーと君の姿冬と春の狭間垣間見る雪降り走るノイズに詩斜め降り雪のなか咲く花見つけた頃いつしか消えたノイズ春は様々な姿伝え去りあの草原の風向こう新た連れて来る
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