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あとりえの部屋


[232] 比喩リズム 2階
詩人:あとりえ [投票][編集]

 



和の衣


飛んで山向こう


懐かし
あかぎれにて綴る文字化けに


正体著せと


夢庵さんに

天狗親分

叫ぶ中の風の


どばどばと音立て


逃げてくのか


挑み立ち続けるのか





舞ちゃん

ピンヒールはいて

ピアスとバイオリンの関係

文学にして

賞貰い一躍

文壇のカクテル席の椅子心地



夢庵さん

どばば降り続ける雪風中

天狗親分から誉められるまで


ずっと

ずっと

待ち続け



天狗親分はカクテル席で舞ちゃんのグラスに注いでは

天狗下駄 嬉しそうに
鳴らしダンスダンス



夢庵

春先の うらら冷たい陽光のなか倒れ

夜桜舞い散る頃

起きて

闇なか消えた



どうしてますか?

舞ちゃんメール飛ばすが
エラー


夢庵

新しいネームは

パスタラスパスカルとか

夢庵だと

すぐわかっちゃうような
ネームで

文壇へ送ってんだろ

2011/01/04 (Tue)

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