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あとりえの部屋


[337] たましい
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

春の星
静やかに
その地照らしながら


夜ノ風
軽く薫る


たましいを
生かす
殺める
乱す


核心から散した
細胞の行方


その事件の解決へと
時は巡り捜す




春嵐後
散った花


何かの出来事
解散してしまっても



たましい
殺めるものあれば
狂うものあり




春の風
やさしく
その空吹いて


春の星
揺らめく

僕たちの
たましいは

偽物では 無い



2011/03/01 (Tue)

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