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あとりえの部屋


[440] いつかは消える虹の下
詩人:あとりえ [投票][編集]

 


彼女はあなたに逢うために


陸を歩んだ


それは時の泉


さ迷いながら泳ぐよな


歩み方で



向こうの信号機上



瞬く凪がれ星


その行方占うように


時は行方不明のよな


迷路のような


一本道を与えて



途中 道は分かれた



どちらを択びますか?



心理占いのよに

簡単に択べる訳なく


逃避してみた彼女は



近くの森へ迷いに出かける



さあ何処に居る


何処へ向かう





陸を択んだ生き物たちは


創造という草原のカフェで


現実的な夢見ながら



森からの道は


曲がりくねった


一本道



みんなママにはなれない


だけど その道は


けしてわるいものでなく


自分で択んだようなもの






ならばそれなりの道を自ら択んだ




あなたたちが住む陸には


そんな森や道
草原の街の上



いつか消える虹を



眺めた







2011/06/23 (Thu)

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