穢れてしまった心には何も清くは映らないいつか忘れてきた頃に淀みが薄れてきた頃に輝きかけた心さえまたも穢れて腐ってしまう人はこうだと言うけれど違うと言えない悲しみに世界を厭う心があって汚く輝く光に自嘲し引けない性質の世界の中で連綿だらだらご愛嬌
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