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良い席の部屋


[50] 紅の玩具 一瞬の煌き
詩人:良い席 [投票][編集]

当たり前の実情を当たり前だと受け止めた
悲しき一人の男はそこに居た
僕は知っている
見たことがあるんだ
なぜなら彼はヒーローだからさ
或る日皆にこういったよ
僕はとてつもない糞野郎だ
とね
僕は驚いたね
何で彼はそんな事を言い出したんだろうと
しかし彼はこの薄汚れた世の中を清々しく思っていたのだろう
僕は彼から眩い光が見て取れたのさ
嗚呼若いころの僕よ何故光栄をたどらんや

2008/11/02 (Sun)

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