ohと悲しげに吐いた吐息。楽しみも絶頂を迎えた時。誰かを愛してしまった。悲しまずにはいられない。喜ぶ心を悲しさの陰に隠して、不幸気取ってにやにや笑う。はじけ出るエネルギーに悲しみは無い。ただの戯言さ。
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