布団の中で恐怖を凌ぐ毎日に嫌気がさして遂に怒った誰に怒ればいいんだろうとか、そういう事は考える余裕もない俺は誰に対して怒りを燃やしていたのだろうか布団の中という安全圏に居ながらにして誰に怒ったのだろうかと、首をかしげて壁を見つめて答えが出る前に眠りについた
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