ホーム > 詩人の部屋 > 竜宮這の部屋 > 投稿順表示

竜宮這の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] 空が見える
詩人:竜宮這 [投票][編集]

自分にしか意味の分からない事ばかり言っている。
人に伝えるのが億劫だけど、そうしなくちゃ満足出来ないから。そういう我侭と、未熟さで。

ほら見ろ、空がまた滅茶苦茶になった。おい、見ろってったんだ。ちゃんと見てるか。空がぐちゃぐちゃじゃねえか。どうなってんだよ、畜生。この空は、どうなっちまったんだよ。なあ、見えないのか、見えないのか。
そうか、見えねえのか。
構わねえや。
別に。俺は、見えたし。
では憂鬱に精一杯張り切っていきましょう。
目茶目茶な空を元の空に戻す為に。そうせねば話が不味いでしょう。食えない話も食わねば生きられぬのです。
ううむ、空を眺める時間なんて、無かったのに、余計な事しちまった。わっはは。あんなもんどこにもねえ。

2009/09/21 (Mon)

[12] 幻惑
詩人:竜宮這 [投票][編集]

穢い心に汚染され、厭世観に包まれて
自分を観るのを止めたとき、自分と言う物が観えてきた
無常観に包まれて
世界に無知なの無視して覗いた
そこには何もなかった
あるけど、見えなかった。見なかった
意義が、意味が、全てが分からなかったから、見たくなかった
穢い心が無ければ
僕はまた酔えるのに
まったく、興醒めだ

興醒めに、興醒めた
私は弱い
穢い心より弱い心に問題を見出した
どっちもどっちか
この世界を、人間がつくったなら
この心はどうしたらいい

2009/09/23 (Wed)

[13] 小心翼翼
詩人:竜宮這 [投票][編集]

全てが許されるなら
全てが許されて
僕も許されて
世界も許されて
皆許されるのだろう
僕が馬鹿なら
許されはしない
僕の与り知らぬところの話まで
僕は責任がもてないから
僕は許されない
それでも、許してくれる
そんなことに、今更気付いて
僕がいかに矮小で無意味かを知った
世界に僕など存在しないじゃないかと思った
皆、偽りの栄光を貰って歓んだ
僕も拍手した
多分目は死んでいた
笑顔をつくるのも疲れた
それでも笑った
罪があるとかないとかじゃない
原罪なんてものじゃない
僕が(彼が)本当に笑えば、許されるのだ
僕もまた、偽りの喜びに興じる
感情なんか、どこふく風よ

僕など存在しないから
世界など廻り続ければ良い
死んでいるも同然なのに、おこがましくて
只、それだけを恥じる

2009/09/23 (Wed)

[14] 自己批判
詩人:竜宮這 [投票][編集]

諦めたくせに
かっこつけたがりやがって
この腑抜け!意気地なし!
生きてるんなら
闘いやがれ!!

2009/09/24 (Thu)

[15] 全部私のせいなのだ
詩人:竜宮這 [投票][編集]

俺はただのうんこだ
役立たずの無価値の極みだ
俺が死ぬ事も生きる事もさしたる問題ではない
問題ではない事を問題だと言って喚くのには美的嫌悪を感ずる
とっととペーンと現実から弾かれて死んでしまいたいと思っていたが、死ねないのだ
むざむざと現実に殺される事もなかろう
現実が私を殺そうとするのだ
私は私の愚かさを現実と置き換えるのだ
現実は私を殺そうと瀬戸際まで追い詰めた
何故私は現実に殺されなければならない
現実が死ねというからその方が楽だといって死ぬのか
しかし現実は不条理に私を殺そうとするものだ
私のつまらない怒りはここにぶつけるべきだ
闘おうではないか
現実から無様に逃げる事に美的嫌悪を感ずる
最初に言ったとおりで、私などもう死人のような者
今更生者のようなさもしい真似をする事もあるまい
ほら、ここに虚無があるではないか
この孤剣を持たずしていかにして現実と相対するのだ
私の敵が私自身なら私は負ける事はないと断言できる
何故なら私のいかに弱いことかは、私のよく知るところだから。

2009/09/26 (Sat)

[16] これから
詩人:竜宮這 [投票][編集]

もう過去は無い
蔑ろにしていい過去も無い
もう過去には戻れない
行くしかない
これからだ

2009/10/05 (Mon)

[17] さようならありふれた毎日
詩人:竜宮這 [投票][編集]

ありふれた日常と決別すべく立ち上がった

コンビニへ行き少年誌を買い

星空を見上げてUFOを探す

飛行機をUFOと名付け

明日は宇宙人と会えるだろうと思う

2009/10/11 (Sun)

[18] ゴーイングカムバック
詩人:竜宮這 [投票][編集]

自信も才能も何にも無い
毎日が虚しくて苦しくて辛かった
悔しくて惨めで死にたくなった
けれども何も残らない戦場に出かけて行きました
不確かな道を確かに歩いて
誰にも聞こえない声で必死に助けを求めていました
地球の重さほどに世界を恨んでいました
けれども何も残らない戦場に出かけて行きました
不確かな道を彼は歩いてゆきました

疲れて紐を手にしてあの世へ行きました
絶望がまた絶望しました
厭世がまた厭世になりました
全てを嫌悪しながら虚しさにまみれて練炭に火をつけました
この世界に負けました
そんな世界でも何も残らない戦いに出かけてゆく人もいます
道標に不条理と書かれた道を確かに歩いてゆくのです
僕は背中しか見てません
嵐の中も前へ歩んでいきました。
何も残らない戦いへ出かける人の覚悟がその背中に映えました

2009/10/20 (Tue)

[19] AtoZ
詩人:竜宮這 [投票][編集]

そんなに自分を良く見せてえか かっこいい自分だけが好きか
腐っちまった自分を愛して
傷つくのが怖くて何もできない坊やは
ママのおっぱい しゃぶって寝てなよ、グッナイ

弱虫が粋がったって面白くねえよ
何も知らねえくせに知った風な口叩いて
その前に、ぽろぽろ流してる涙 拭けよ
悔しかったならなあ未練がましくたらればじゃねえ
よな・・・・・・

2009/10/25 (Sun)

[20] 意気地なし
詩人:竜宮這 [投票][編集]

現実に立ち向かう勇気が欲しい
人に蔑まれ貶されても
それでも戦える強さが欲しい
俺に味方はいないから
虚しさに押し潰されても
厭世に包み込まれても
それでも挫けない心が欲しい
頑張って生きていたい
全てがどうでもいい
ただきれいな心がすきだ
何度負けてしまっても
立ち上がる強さが欲しい
癒えない傷を隠して
見えない敵に屈しない
諦めない
諦めきれない
潔く闘って終われたら
それでもういい
だからこそ闘いたい
現実に立ち向かう勇気が欲しい

2009/10/30 (Fri)
28件中 (11-20) [ 1 2 3
- 詩人の部屋 -