血で血を洗う。
託された希望は
銃声で掻き消され
明日の為と奮った武力で
誰かの「明日」奪う。
自らの幸せの為に
誰かに絶望なすりつけ
自らの正義の為に
誰かの正義を悪にする。
紅い朱いその、薄汚れた手は
誰か を、何か を
壊すためにあるのではありません。
あたたかい温かいその、大きな手は
誰か を、何か を
包み込む為にあるのです。
忘れないで、その手は
壊すために生まれたのではない事。
忘れないで、その手は
創るために生まれたのだと。
大丈夫。
あなたにも、誰かを救えるよ。
さぁ。
この手をとって。
2008/01/29 (Tue)