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ゆなぎの部屋


[62] 一方通行、なんだけどね。
詩人:ゆなぎ [投票][編集]


きっと君がね

同じ想いの重さを
返してくれるなら
いくらでも いつでも
大好き を伝えたい


見返りなんて
求めないつもりで
この想いは自己満で
通じ合える『もしも』を
信じていたかっただけさ

馬鹿みたいに
勝手に期待して
勝手に傷ついて
勝手に涙した、それだけのこと。


同じ形の 同じ大きさ
同じ重さの 同じ質量
そんな見返りを、『もしも』を
期待した いつからか、何度も


『せかいでいちばんきみがすき』

あげるからちょうだい。
同じ想いを なんてね。
自己満足の押し付けだって
わかってるけど


あのね、




僕は君のもの。


(君は誰のものにもならないけれど。)

2010/08/11 (Wed)

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