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あしゅの部屋


[68] そのまま二人、歩んで一人
詩人:あしゅ [投票][編集]


ゆるり解けた きみの赤い糸
くるり解けた ぼくの赤い糸
小指(ここ)にはもう 戻れない
さよなら きみへ さよなら ぼくへ

くしゃり崩れた きみの笑顔
へしゃり崩れた ぼくの笑顔
想い出(ここ)にはもう 何もない
ありがと きみへ ありがと ぼくへ

いつからか 繋いでた手を
解いて二人 バラバラに歩き始めた
互いの距離を 互いのせいにし合って
真っ暗な溝さえ 気づかぬフリ

だから

さよなら きみへ もう泣かないで
ぼくには涙 拭うことしか出来ないけど
いつか何処かで きみを 笑顔にする人が
今以上の幸せを 与えてくれるから

ごめんね 泣かすことしか出来ない
不器用なぼくで…
ごめんね 笑顔を見たかったのに
いつも空回り…

さよなら きみへ もう泣かないで
ぼくには涙 拭うことしか出来ないけど
いつか何処かで きみを 笑顔にする人が
今以上の幸せを 与えてくれるから

さよなら きみへ ほら笑っていて
ぼくには涙 堪えることしか出来ないから
いつか何処かで きみが 笑ってるなら
それ以上の幸せ(もの) 望みはしないよ


ごめんね 泣かすことしか出来ない
不器用なぼくで…

ごめんね それでも、きみが好きでした。



2010/08/15 (Sun)

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