大切な何かをなくした気がして
独り ぽつり 歩いていたら
道端に咲く花が
どうしようもなく
強く、思えて
巣に餌を持ち帰る蟻が
どうしようもなく
かっこよく、思えて。
何でもない事の方が
世界にはきっと溢れていて
気にも止めず
人は、生きるのだろうけど
何でもない事の方が
きっと儚くて、美しくて
どうしようもなく
羨ましく、感じた
あぁ、ただきっと
純粋なものを
焼き付けたかっただけなんだろうな。
少し世の中の汚い部分に
慣れてしまった自分が
悲しく思えてしまったんだ。
2013/06/24 (Mon)