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あしゅの部屋


[92] 綺麗を羨んで。
詩人:あしゅ [投票][得票][編集]


大切な何かをなくした気がして
独り ぽつり 歩いていたら

道端に咲く花が
どうしようもなく
強く、思えて
巣に餌を持ち帰る蟻が
どうしようもなく
かっこよく、思えて。

何でもない事の方が
世界にはきっと溢れていて
気にも止めず
人は、生きるのだろうけど

何でもない事の方が
きっと儚くて、美しくて
どうしようもなく
羨ましく、感じた



あぁ、ただきっと
純粋なものを
焼き付けたかっただけなんだろうな。

少し世の中の汚い部分に
慣れてしまった自分が
悲しく思えてしまったんだ。

2013/06/24 (Mon)

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