詩人:深紅の流れ雲 | [投票][編集] |
偽れば
人は寄ってくる
そこに
絆があるのかは
内緒。
だけど
君だけは
僕の真実を
求める。
そんな君に
虜になる僕がいる。
これから
僕は君は。
色々なものを
失うだろう。
それでも
君だけは
離さない。
詩人:深紅の流れ雲 | [投票][編集] |
傷付き
泣いて
喜ぶ
傷付け
泣いて
喜ぶ
誰もがシンデレラ。誰もが白雪姫。
誰もが悲劇のヒロイン。
ただ
魔女がくれたのは
リンゴでも服でもなく
蒼く光るナイフ。
悲劇を演じる前に
邪魔なら
切り裂いちゃえ
誰もが切り裂きジャックになれる。
演じるのは
お好きに。
詩人:深紅の流れ雲 | [投票][編集] |
何時からだろうか
この身体は
蝕まれていた
何時からだったかな
この身体が
剥がれていったのは
それは
余りに脆く
触れただけで
ぽろぽろと
こぼれていってしまうのだけど
確かに
愛すべき
僕であった
それだけ
それだけはね
絶対消えないよ
だから
さよなら
詩人:深紅の流れ雲 | [投票][編集] |
赤きに
温もりを感じ
青きに
寂しさを感じ
黄昏どきは
妙に胸を高鳴らす
風の如く
星の如く
煌めく
つまずく石を探したければ
探すのも
またいいでしょう
詩人:深紅の流れ雲 | [投票][編集] |
どこまでも
自分の弱さを嘆いてた。
弱さは見つめるほどに
はてぼりが
徐々に広がっていく。
壊そうとした時
叫んだのは
純な恐怖
そして
狂おしい揺れる愛情だけ。