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深紅の流れ雲の部屋


[3] 優しさ
詩人:深紅の流れ雲 [投票][得票][編集]

上手に嘘つける大人を凄いと思いつつズルいとも思ってた。

時は経ち、僕は大人になっていた。別に嘘は下手なまま。

それでも子供は僕を嘘つきだと言った時に気付いた。

彼らはあまりに心が透明で脆すぎると。

守ろうにも僕の手は彼らの心を壊してしまうだろう。

だから、少しずつ彼らを強くしなくちゃいけない。

優しい、嘘で。

2006/07/19 (Wed)

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