詩人:soRa | [投票][編集] |
らしくないよとあなたは言った
あなたが作ったルールの中から
どうやら僕ははみ出してしまったようだ
たとえ
黄色いテープに囲まれた立ち入り禁止の場所だって
そこに答えがあるのなら
確かめてみたくなるのは必然で
それが間違いであったとしても
何もしないよりはよっぽど生きてる意味があるってもんだよ
別に考えることなく一生を終えることだって出来る
考えることの無い人は一生考えないことでも
考えてしまう人だっているってことだよ
あなたのルールの中にはそれがないのでしょ
平凡な日常を否定はしないよ
あなたをここへ連れてこようとも思ってないんだ
それでもね
いつもあなたの話を聞いてあげられるんだよ
何が知りたいの
こんなに僕が矛盾してるのはね
あなたの話を真剣に聞いているからなんだ
わかるかい
違った意見を聞くことが
どれほどの意味を持つか
否定ばかりしてるあなたには分からないかもしれないけど
受け入れることだって大切なんだよ
くだらないだろ
だからね
あなたのルールの中には収まりきらないんだ
僕のらしさなんてあなたにはきっとわからないよ