ガタンゴトンガタンゴトン 電車に揺られながら僕はまた一眠り ゆらり揺られ時を忘れ夢のなかへと誘われる… ふと肩を叩かれ振り向くと君の指が僕の頬に触れた ちょっとしたイタズラに君は嬉しそうに笑った そんな君が愛しくて僕も自然と笑っていた 電車の中に響き渡るアナウンスに僕は目を覚ました 人気の少ない電車に揺られる僕 隣には友達が眠っていた 僕は君を思い出した 幸せだったあの頃のことを… 電車は僕を乗せ走り続ける ガタンゴトンガタンゴトン
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