詩人:安曇 | [投票][編集] |
想いを言葉にするのは難しい
でも、あなたに伝えたい事はたくさんあるの
私の心を、私の想いを
あなたにわかってほしくて
手紙を書きました。
でも、一言だけしか書けなかった
他にも伝えたいのに
なんでだろう
たった一言だけ…
一言だけど
私の精一杯の気持ち。
あなたに伝わりますように
あなたが好き。
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なぜだろう
夜が優しく感じる
私の肌にじんわり馴染んでいく夜の風
右手は穏やかで
時々、涙が込み上げてきそうで
愛しさが胸に溜まると
こんな気持ちになるって
誰かが言っていたけど
私は今
愛しさが胸にたくさんたまっているのかな
さっきまで、あなたが握ってくれていた
私の右手は
もう、あなたの温度を恋しがっている
そう、私はあなたが恋しくて
恋しくて、愛しくて
何気ないことにもあなたを思い浮べてしまう
ねぇ、夜が優しく感じるのも
あなたが恋しいからだと思ってしまったよ
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なんで『まだ』があるんだろう
『まだ』は私の中にちょこんと住んでて
何かをやめようとした時に
何度も『まだ』は現われる
まだ、やれるんじゃない?
まだ、泣いちゃダメよ
まだ、頑張れるよ
ってね。
ねぇ、なんで『まだ』があるの?
何度も泣いてやめようとするのに…
ああ、私まだやめたくないんだ。
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愛してるって言ってほしくて
何度も何度も
あなたにテレパシー送ってるの
でも、残念ながら
私は超能力者じゃないから
あなたは不思議な顔して私を見てるだけ
でもさ、もう1回テレパシー送ったら伝わるかもしれないよね
この、繰り返し。
ねぇ、愛してる?
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いつからだろう
泣きたいときに泣けなくなったのは
昔は転んだだけで泣いていたのに
いつからだろう
言いたいことが言えなくなったのは
昔は何でも言っていっぱい喧嘩してたのに
いつからだろう笑顔が仮面になったのは
泣きたいのに笑って
伝えたいのに笑って
痛いのに笑って
昔はちょっとしたことで自然に笑えたのに
いつからだろう
笑顔が誤魔化すための仮面に変わったのは
いつからだろう…
ねぇ、いつから私は大人に変わったの?
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あなたに腹を立ててたの
頭も痛いし
イライラするし
あなたに腹を立ててたのにさ
なのに
『心配してる。』
そんなメール1つで
嬉しくなっちゃったよ
…悔しいな。
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雲が青に溶けた空に
飛行機雲が線を引きながら流れていく
ゆっくり
夕焼けに染まる時間
先輩の横に私はいて
一緒にそんな空を眺めていた
静かに流れていく飛行機雲を気にしながら
先輩の横に私はいた
先輩は私よりもこの空に近い
髪の毛も、顔も、耳も、肩も
先輩は私よりもこの空に近い
だから
私よりも先に空の色に染まっていくの
気が付けば飛行機雲は消えていて
空が夜に近づいていた
今日で何かが変わること
私は知っていた。
だから黙りしてるって
いつものようにからかってこないって
こんなにも胸が苦しいんだって
私は知っていた。
変わらないって思い込んでいた事が
今の私に刺さる
空が夜に変わった今
私の横に先輩はいない。