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安曇の部屋  〜 新着順表示 〜


[158] 冬の道
詩人:安曇 [投票][編集]

光りが流れる冬の昼
ひだまりぽかぽか夢見心地

冬の吐息に染められて
日に日に色付く並木道


切なく感じる瞬間が前より増えているんだ
何故かわからないけど


僕の右手がいつも冷えている
君の温度を知ってから


色付いた葉っぱの雨
車が通るたび舞い上がる落ち葉

君と見られるこの景色

君と過ごせるこの時間

手放せない




光りが流れる冬の午後
ひだまり、君の手、優しくて

冬の吐息に染められた
色付く並木道

僕らも染まる


冬の吐息に染められて
私も恋しく色付いた




ふと君が目を閉じて浮かぶ人が
僕でありますよにと

静かに祈り


光りが流れるこの時を
できるだけ長く歩いてた

2005/11/30 (Wed)

[157] いっぱい
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いっぱい笑って

いっぱい泣いて


君と僕のいっぱいが

僕が歩けるエネルギー

2005/11/29 (Tue)

[156] からっぽ
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からっぽの心


からっぽの笑顔


からっぽの僕


からっぽだって気付いたから


僕はもう
からっぽじゃない

2005/11/28 (Mon)

[155] 雨音
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君が好きだと言ったから


うるさいだけだった
雨音が


優しく綺麗な歌に聞こえた

2005/11/28 (Mon)

[154] 合い言葉
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   ひらけーごま
秘密基地の合い言葉


あの頃いつも

何でごまなんだろう

って君が悩んでたから


僕もなんでかなぁ〜って
悩んだけどね


結局答えはなくて
そのたび二人でくすくす笑ったね




空がゆっくり暗くなり

雲も静かに染まっていく

僕らの寄り道


いつも僕が先だった


君が来るのを心待ちにしてじーっと耳を澄ます


君の足音が
僕をにやにやさせる


   ひらけーごま


君だってゆーのは
足音とか声とかわかってるけど


合い言葉は欠かさない




他愛もない話とか


ポッケの中でちょっと溶けたチョコとか


君の匂いとか


ボロボロの漫画とか


心地よい雰囲気とか


あの言葉を聞くと思い出す



   ひらけーごま

2005/11/27 (Sun)

[153] 君と僕と皆
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叶わぬ願いが多すぎて
いつしか願いを口に出さず


叶わぬ想いが多すぎて
いつしか想いを口に出さず


叶わぬ夢が多すぎて
いつしか夢を口に出さず


どんどん
叶わぬ事を諦めていく




泣き叫ぶ君をみて
ボクは少し羨ましかった


汗か涙かわからない
君から目が離せなくなった


君は

格好わるくて

熱くて

馬鹿で

よく泣いていた


そんな君を見て皆は笑った

馬鹿だね。って笑って

何かを捨てて歩いてく


ボクも皆の中の一人で


でも

笑えなかった

何かは捨てたけど

歩いて行けなかった


君は決して諦めず

叶わぬ事を諦めず

いっぱい泣いて

いっぱい走って

いっぱい笑って

やっぱり泣いて


君は諦めなかった




ああ、そっか


叶わないんじゃなくて


叶えなかったのか




ボクも

格好わるく

熱く

馬鹿になってみた


格好わるくて
熱くて
馬鹿で
泣くことが増えたけど


今のボクは…

2005/11/22 (Tue)

[152] 砂糖の風
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風と共に
キラキラ輝き優しく揺れて

砂糖の風は
甘い時間を教えてくれる


2週間ぶりの君の横顔を

ちらちら見るしかできないのはね


にやついたり

赤くなったり

我慢できるか自信がないから


だって
逢いたかったんだよ

すごくすごーく
待ち遠しかったんだよ


ねぇ、この髪型気付いてる?
君が好きなおだんご頭

ねぇ、なにか言ってよ

一言でいいのにな。


気が付いたら砂糖の風は消えていて


手つなぎたいな
その手袋とって欲しい


ねぇ、そんなに早く歩かないで

嬉しいの私だけみたいで
悲しくなるよ


きっと、砂糖の風も君には見えてないよ
私だけが甘いから


少しスネた私は
わざとゆっくり歩いた

ますます君との距離は離れていくばかり


もう、いいもん。


君がスネた私に気が付いてバカだな。
って笑いながら手を握る


ああ、悔しいな
今ね砂糖の風が見えたの

2005/11/22 (Tue)

[151] 休日
詩人:安曇 [投票][編集]

小さい頃はあの雲の上
優しい世界が広がってると思ってた


お気に入りの土手
たまに来るのよ

私の友達の大きな木に
寄り掛かってぼーっと過ごすの

木漏れ日が優しい
私を包み込む

穏やかな心になるの
ずっと暖かいこの木は
いつも私を元気づけてくれる


無くしたものが
何だったのか今の私には
わからなくて

涙流した事もたくさんある

バカだったけど一生懸命で

虚しさに囲まれ
涙も枯れそうな悲しさに飲み込まれそうになったら

またおいで

そう言ってるような
あの大きな木




あの大きな木のように
誰かを包めるようになりたいと思った

夕日に染まった休日

2005/11/21 (Mon)

[150] 寝顔
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静かに流れる時間が
止まってくれたら

僕は
幸せのまま止まる


半開きになった口が

時々動いて、時々笑う

いい夢見てるのかな。


さらさらで
髪の毛まで可愛いくて

君の小指を握りながら
僕は可愛い髪をなでる


子供みたいな君は

すぐ怒るし
なのにすぐ笑って
すぐ泣く

可愛くてね
たまにからかったりしちゃうんだ

たまにね。


ねぇ
すごくすごく好きだよ

ずっと君を想ってるよ

寝てる君にバレないようにキスしちゃった

ごめんね。


静かに流れる時間が
止まってくれたら

僕は
幸せのまま止まる


せめて
時間よゆっくり流れて下さい

2005/11/14 (Mon)

[149] 色の世界
詩人:安曇 [投票][編集]

紫の川に
ピンクの葉っぱが流れて


オレンジの空に
緑のシャボン玉が揺れる


茶色の雲が
チョコのようにとろけてオレンジに混ざる


真っ白なヒカリが僕らを照らして
奇妙な色の世界消していく


昼休みが終わった5時間目


外を眺めながら考えるは
奇妙な色の世界


ぼーっとしている頭の中で幻想的な夕焼けを想う


僕と君の手


僕らの温度


きっと
優しい色に輝いて


頬を染めるは恋の色


二人でいれば
まわりも色付き染まっていく


空想は膨らんで

空想に飲み込まれ

現実と空想が絡み合う


ただ

現実でも空想でも

僕が色付くのは君を想うとき




紫の川で水遊び
ピンクの葉っぱをつかまえよう


オレンジの空を二人で眺めて
緑のシャボン玉で遊ぼうよ


茶色の雲に手を伸ばし
チョコのようにとかして

面白いね。
って笑おうよ


真っ白なヒカリに照らされて
君が現実に戻っても




恋の色に染まりながら


僕は君を想うから


…君が僕に気付くまで

2005/11/13 (Sun)
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