詩人:安曇 | [投票][編集] |
色が溢れるこの街に
私を癒す空の色
青じゃなくて
白じゃなくて
赤でもない
空の色
こんなにも静かで
こんなにも穏やかで
こんなにも暖かくて
嗚呼、優しい
時に切なく締め付ける
切なすぎる色を出し
私の心に問い掛ける
色が溢れるこの街に
私を見ている空の色
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どんな時も隣にいる
忘れないでここの線を
赤く染められた雲を見ながら
隣にいる君を想う
優しい風や、穏やかな夕暮れに心を溶かして
悪い夢や、嫌な記憶が消えていく
隣に君がいるから
流れていく時間や風を肌で感じながら
どこでもいいよ。君がいれば
君は僕に安心することを教えてくれた
忘れないで、忘れないよ。
あの夕暮れ
当たり前が幸せだって、君といて気付いたよ
ねえ、どんな時も隣にいる
忘れないでここの線を
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目をつぶると君がいる
甘い甘い君の笑顔は、私の優しさの源で
君の隣にいるだけで
温かい気持ちになれるんだ
上手い言葉も、愛の告白も、恥ずかしくて言えないけれど
私はいつも想ってる
甘い甘い愛が溢れ
こんなにも素直に好きで
このポカポカが
君を想える温かさ
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なんでこんなに好きなの?
あんな奴が愛しくて
逢いたい、話したい、声が聞きたい
お世辞でも、良い奴じゃないあいつが頭から離れない
ため息と漏れる名前
悔しいけど大好きで
悔しいけど愛しくて
悔しいけど許しちゃう
あなたが好き
あなたのキスに溺れて
あなたの温度に溺れて
あなたの瞳に溺れて
どんどんあなたに溺れてく
不器用すぎる、あなたの愛情表現に
気付いてしまう私の心
ねぇ、あなたも私が好きなの?
優しく私の頭をなでて
からかいながらキスをする
言葉は悪いのに優しすぎるあなたの手
知ってる?
私を泣かせるのはあなたしかいないの
知ってる?
すぐに出る名前はいつもあなた
なんでこんなに好きなのか。
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僕がこんなに冷えていたと、気付かされたお湯の中
温いお湯で痛む足先
僕はこんなに冷えていたのか
笑顔でいれば、元気でいれる。と、誰かが言っていた
笑顔も涙も流せぬ程に、冷える痛さを知る
雪に埋もれた花のように、僕は春を心待ち
冷たい雪に邪魔をされ、日差しをうけられぬ花
嗚呼、どこまでも冷えていく
いつのまにか温いお湯と同じ温度に
温かいことが幸せ
きっと人は知っている
温かいことは幸せだと
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切なさに負け、夕日を見ながら溢れる涙
あなたがいない道
のびた道に僕だけ残る
言葉なんかいらない
今は全く無意味だ
あなたの手は魔法の手
僕の暗やみを消してしまう
不安や嫉妬、切なさ寂しさ
逢いたいよ
口に出すのが難しくなってきた
愛の言葉
逢いたいよ
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遠くからきこえる懐かしいメロディー
あなたのピアノの音
口下手なあなたの愛情表現
いつもあの曲だった
優しくて優しくて、穏やかなあの曲
嬉しい時も落ち込んだ時も、泣いた時も。
愛しくてたまらない時も…
私の心にこだまする
遠くからきこえる懐かしいメロディー
嗚呼、私の為の曲だった
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どこかに行きたくて空を見た
でも、どこに行きたいのかわからない
まるで、絵のように青と白しかない空
その中で、昼の月はぼんやりとたたずんでいた
薄い薄い昼の月。
夜ならば綺麗と言われる月なのに
今は全く目立たない
目立たないのに、妙に優しい昼の月
薄い薄い昼の月は、私の中に居座った
今日もどこかに行きたくて空を見た
昼の月が私に言う
『行けばいい』
昼の月は知っていた
恐くて、行かない私の心を…。
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ただ、あなたがいるだけでほっとして
何をするわけでもなく
あなたは私を癒してく
ひだまりの中で昼寝する子供のように気を許し、大きな心で僕を包む
幸せなんて口にするほど大げさでなく
幸せなんて人に言えぬ程ささやかで
ただ、ひだまりの中は温かく。あなたの笑顔は優しくて
僕は少しだけ優しくなれた
空も雲も、川も山も
あなたといるから綺麗と思え
月も星も、夕日も土手もあなたがいるから切なくて思えた
今日もひだまりの中
そっと、あなたの手を握る