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安曇の部屋


[107] 帰る時
詩人:安曇 [投票][編集]

もう夏は過ぎたと
感じる夜の風に
どこか心つかまれて
大きな月を見たよ


夜は暗いものと
幼い頃からの常識


外に遊びにでちゃいけないと
夜をあまり見てなかった
幼き僕


涼しい風が僕の温度
静かに下げていく中

夜の優しさがじんわりと僕を包んでいく


―夜は暗いのかな。


少し大人になった今
夜の優しさに気付いてきたよ


月の下、やんわりふいた秋風に
思いを寄せて、心を寄せて

季節はめぐり、時は過ぎ
刹那の日々を繰り返す

2005/09/19 (Mon)

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